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一人一人の心を丁寧に動かす

大人数の教室だからできること、少人数だからこそできることがある

勉強する上で、成績を上げる上で、最も大切なことのひとつは

「自分はこういう風に勉強すればいいんだ」という気付きを与えてあげること

「勉強に対するやる気が上向きになる」ように働きかけること

そのためには一人一人に「丁寧に」働きかけないといけない

子供の心は丁寧に働きかければ素直さが現れてくる

少人数制でやっていこうと考えたのは、この「一人一人の心を丁寧に動かす」ことをしたかったからで

教育はそうあるべきだという信念は変わらない

合格する子に共通する特徴

今日は大阪府公立高校の合格発表だった

第一志望校に合格した子の一年前を思い返してみると共通する特徴があった

それは「これをやっていたら安泰だ」とか「時期が来たら本気を出せばいい」などとは思わないという特徴

むしろ危機感まではいかないがそれに似た気持ちをもっていて、「もっとやらないと」という発言や行動ばかりという特徴

「チャレンジャー」だという強い認識を常に持っている

王者とは常に「危機感」を忘れないものと言われたりするが、望むものを掴むにはいくつもの修羅場を最後の最後まで乗り越えないといけないことを感覚的に分かっている

勝敗を決めるものは普段から「危機感」「チャレンジャー意識」をもって取組んでいたかどうか

悲壮になるのではなく、自身が緩み無意識に堕落してしまうことを徹底的に防ごうとする

そしてそれを楽しむ

努力の日々を楽しむということと楽観的になるということは違う

もしこれから受験生になる人で、今まだその徹底度に達していないなら「気持ちの引き締め」をまだまだ上げていかないといけない

不可能がいつ可能になるか

スポーツや勉強で何かのスキルを習得するとき

例えばサッカーのオーバーヘッドキックや外国人の英語を正しく聞き取れるようになることや偏差値を〇〇上げるなど

他にもいろんな例がたくさんあると思う

1か月真剣に頑張ってもなかなか上達が感じられず、3か月くらい頑張ったら、途中で「上達してきたかな」と思われる時もあるけど、「やっぱりできないんじゃないか」って思う結果になることが多いのではないだろうか

途中で怪我をしたらたいへんだからもうやめようとか日本人なんだから外国語をマスターするのは根本的に無理があるんじゃないかとか自分の偏差値を上げるよりも自分の能力をわきまえて生きていったほうが利口ではないかって考える時もあるだろう

でも半年くらいなんとか努力を続けていれば、ある時、力まずにやってみたときにふと出来そうな瞬間が訪れる

でも、頭に中では「出来そうと思ってもどうせできないんだ」という思考が強くなってしまっていて自分では出来ると思えないまま続けている

でも「あの力まずにやってみたときの感覚」は何だったんだろうと思い出してみて、もう一度冷静にチャレンジしてみる

コツというのは自分が思い描いていたものとは少し違うことも多いのではないかと思う

もっと力を抜いて、理論や理屈はいったん置いておいて

今まで何千回といろんな角度からチャレンジしてきて「体が覚えたこと」を頼りにいわば頭を「無」にしてやってみると

最初は頭では「出来てる」と思わないのだけれども

「体が出来るようになっている」

あとから頭でも「出来てる!」と」実感できるようになる

世の中には「努力は報われる」という言葉があるけれども「いや、努力しても報われないものは報われない」って思うこともある

でもたとえ「努力は報われない」という考え方になってしまっても

「やめなければ」「続けていれば」

努力は必ず報われる

少なくとも半年、長くても一年で

一年後の自分は今の想像を超えるもの

人の、特に子供の成長は想像をはるかに上回ることも多い

だから「子供の可能性は無限大」という言葉が出来たんだと思う

世界でたったひとつのバラ

小学生の国語の問題に「星の王子さま」が出題されていた

その話には「何千本もバラの花が咲いている星に王子さまが行く話で、王子さまは自分の星で大切に1本のバラを育てていたけどこの星にはたくさんのバラが咲き誇っていて、自分はちっぽけなことに力を費やしていたと初めは感じるのだった。しかし、キツネが登場してきて“肝心なことは目に見えないんだよ”と言ったことで大切なことに気づく」

大切なこととは「世の中にはたくさんのバラがあるけれども、自分が大切に育てたバラは世の中で1本であってその1本のバラこそが自分にとって大切で責任をもたないといけないんだ」ということだった

この話を読んで思ったことは、塾に置き換えて

「世の中に子供はたくさんいるけれども、大切なのは巡り合った子供、自分が一生懸命育てた子供であって、その子供に責任をもたないといけないんだ」と

「どんな子供に巡り会うか分からないが、巡り会った子供、受け持った子供に対しては一期一会の気持ちで責任をもって大切に育てていくんだ」と

中2生はこれから3週間で実力テストの成績が大きく変わる

2学期に行われる校内実力テストと五ツ木模試の成績は、これからの3週間の学習で大きく変わる

学校が懇談などで短縮になってできた時間や春休みの時間の使い方はとても貴重な時間になる

学習内容は1・2年までの復習で実力テストを見据えたレベルにまでどれだけの単元を引き上げることができるか

・どの単元をこの3週間にやるか

・どんな方法でやるか(効率的な方法を考えて)

そのために「自分ルール」もしっかり考えて決めておくことも大事

「自学力」「自分だけの秘密の特訓」をどれだけ発揮できるかが鍵を握る

先生の方では、公立高校入試問題が掲載されたのを見て、いよいよ中2生の受験の始まりを覚悟する

来年までのまだ見ぬドラマのシーンが脳内を駆け巡り、とてつもなく大きい緊張感に襲われる

ふと、過去に不合格になってしまった生徒のことが一気に思い出される

あと2点だったなんて

導ききれなかった悔しさ、そして何よりも生徒の涙が鮮明に思い出される

もう決して不合格は出したくないという強烈な想いがとめどなく湧き出してくる

見たいのは笑顔

目標を見事達成した時の笑顔を、想像以上の志望校に届いた時の笑顔を

見るために一年一年人生をかけて全力で向かっていくのだ

一人一人のドラマをしっかり導いていくことへの覚悟をくくる

なんとか全員を合格させたい

中2生にとってはこれから3週間が合格するためには大切で貴重な時間となる

自分だけの秘密特訓を作ってみる

夢や目標を本気で叶えたいなら

本気で自分を高めたいなら

例えば、塾でもスポーツでも週に3回とかだけでなく、他にも自分を高める時間を作ってみよう

まずはその道の人にアドバイスをもらうことも大切で

宿題や課されたことを忠実にやることは大事

だがもっと成長したいと思うなら

他に何をどれくらいどんなペースでやるのかを追求してみよう

もしゲームやスマホなどに十分な時間がとれるなら

まだまだ伸びしろはあるはずだ

本気で自分を高めたい、本気で夢や目標を叶えたいなら

自分だけの秘密特訓を編み出してみよう

それが成功すればその特訓が楽しくなるだろう

成長することに新たな楽しさを実感するようになるだろう

親御さんの想いを受けとめて

懇談などで塾に来られる親御さんの気持ちの深さには古往今来、頭が下がる

当然子供が遊びたいという気持ちも尊重しているけど、子供の成長を願って自分を律することを覚えてほしいという将来のことを誰よりも深く考えていることがヒシヒシと伝わってくる

子供が気分よく通える塾

近くて安全な塾

我が子に対してどれだけのことをしてくれる塾なのか

将来の受験でしっかり合格させてくれる塾

いろんな観点で子供のことを深く深く考えている

塾の教員はそれらのことすべてに対する「信頼」をしかと受けとめてどんな時でも忘れてはいけない

塾はすべての要素に応えないといけないが、特に「我が子に対してどれだけのことをしてくれるのか」という部分をしかと受けとめ、それに応えられる体制づくりをどこまでもいつまでも追及していかないといけない

そしてその親の気持ちの深さを子供に行動と言葉がけで伝わるように努めないといけない

親御さんの想いを受けとめて

合格発表の日

教室の電話の前でじっと待つ

早々に鳴る電話は「先生、受かったよ!!」名乗らずとも分かり、大きな声で「おめでとう!!」

発表の時間から30分くらいは電話が被ったりするので、それはうれしい悲鳴

「今から教室に行きます!」「合格説明会が終わったら塾に寄ります!」

最高の笑顔を心躍らせて待つ

1時間以上電話が来ない生徒が心配になる。もしかして?

大概は「説明会に急いで行ってたので遅くなりました」

3時間以上経っても電話が来ないときは、こちらも腹をくくる

けれども蓋を開けてみたら「すいません!友達と出かけてしまいました!合格してます!」と

寿命が縮む想いだったんだけど…

 

今年も全員の合格をただ祈っています

子供の成長していく姿のすばらしさ

子供たちが目の前で集中して勉強する姿

分かろうとする姿、分かりたくて質問してくる姿

分かった時の笑顔とすぐにやり直しに取り組む姿

すぐに次の問題にチャレンジしていく姿

新しく立ち上げた塾でそんな子供たちの姿を見てあらためて子供の成長していく姿のすばらしさを感じる

休憩時間に子供たちが明るくいろいろな話をしてくることが教員にとってもかけがえのない時間だと感じるが

何よりも子供たちがいろんなことを前向きに捉え、目を輝かせて話す姿に将来の明るさを感じる

生きている限り今後いろんなしがらみにも出会うだろうけど、それを乗り越えたときの姿はまた一段と逞しいものだと思う

そしてそれを「一緒に」乗り越えられることがこの上なく嬉しく尊い

子供たちが勉強を前向きに捉えて成長することが、子供の将来と社会の未来を築いていくことを信じ

また、親御さんの力添えになれるよう日々精進していきたい

どれだけ強く打ちのめされても前へ進み続ける

なかなか自分の望む期限までに結果が出ないことはよくある

勉強だけでなく生きていればそういうことは多々現れる

ヶ月以内に結果を出したいと頑張っても2ヶ月後に結果が出てくることもある

でもそれは見方を変えれば「結果が出せる」ということ

もし自分はダメだと諦めてしまったら、出せるはずの結果は出ない

もう昭和の映画だけどロッキーというボクシングの名作があった

そのファイナル(6作目)に出てきた名シーンが年をとってもずっと記憶に刻み込まれ、年を取るにつれてますます説得力を感じる

ロッキーのストーリーを説明するのはあまりにも長くなるので、そのファイナルの名シーンだけ簡単にいうと

「ロッキーという有名人の息子が父ロッキーの威光によって会社でうまくやっていたけど、ロッキーが年老いたのにもう一度現チャンピオンと試合をするという無謀な挑戦をすることで反感を抱く。」その時のロッキーの話がいろんな面で奥深い。

ロッキーという作品はすべてを通してそうなんだけど、

「どれだけ強く打ちのめされても前へ進み続けろ」というメッセージが強く伝わってくる

名シーン(日本語吹き替え版)

名シーン(英語&日本語)

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