カテゴリー: 勉強の仕方 Page 9 of 18

未来の自分への参考書を作る

勉強を進める時は「これを実力テスト前や入試前に見直そう」というものをつくるのがいい

まずはノートかルーズリーフかプリントかカード形式かなど

科目や使い道によって使い分けるのもいい

後からみて「ああ、そうだった」とすぐ思い出せるような未来の自分に親切なものを

調べたことや先生に聞いたポイントなど書き込んだり付箋紙を貼って追記したり

自分の言葉を付け足すと後からよく思い出せる

また自分はどういうところに注意しないといけないのか、その対策の心得なんかも結構あとから役に立つ

書いて覚える専用のノートや紙を作ってみるのもいい

やり直し専用のノートを作ってみるのもいい

いろいろ工夫を考え出してみよう

あまり時間や手間をかけずに要領よく出来るものにしなければいけないが

未来の自分への参考書を作ることはきっと未来の自分から感謝されるよ

不可能がいつ可能になるか

スポーツや勉強で何かのスキルを習得するとき

例えばサッカーのオーバーヘッドキックや外国人の英語を正しく聞き取れるようになることや偏差値を〇〇上げるなど

他にもいろんな例がたくさんあると思う

1か月真剣に頑張ってもなかなか上達が感じられず、3か月くらい頑張ったら、途中で「上達してきたかな」と思われる時もあるけど、「やっぱりできないんじゃないか」って思う結果になることが多いのではないだろうか

途中で怪我をしたらたいへんだからもうやめようとか日本人なんだから外国語をマスターするのは根本的に無理があるんじゃないかとか自分の偏差値を上げるよりも自分の能力をわきまえて生きていったほうが利口ではないかって考える時もあるだろう

でも半年くらいなんとか努力を続けていれば、ある時、力まずにやってみたときにふと出来そうな瞬間が訪れる

でも、頭に中では「出来そうと思ってもどうせできないんだ」という思考が強くなってしまっていて自分では出来ると思えないまま続けている

でも「あの力まずにやってみたときの感覚」は何だったんだろうと思い出してみて、もう一度冷静にチャレンジしてみる

コツというのは自分が思い描いていたものとは少し違うことも多いのではないかと思う

もっと力を抜いて、理論や理屈はいったん置いておいて

今まで何千回といろんな角度からチャレンジしてきて「体が覚えたこと」を頼りにいわば頭を「無」にしてやってみると

最初は頭では「出来てる」と思わないのだけれども

「体が出来るようになっている」

あとから頭でも「出来てる!」と」実感できるようになる

世の中には「努力は報われる」という言葉があるけれども「いや、努力しても報われないものは報われない」って思うこともある

でもたとえ「努力は報われない」という考え方になってしまっても

「やめなければ」「続けていれば」

努力は必ず報われる

少なくとも半年、長くても一年で

一年後の自分は今の想像を超えるもの

人の、特に子供の成長は想像をはるかに上回ることも多い

だから「子供の可能性は無限大」という言葉が出来たんだと思う

学び方を習得する

自分なりの勉強法を確立する力=自学力

自分にとって最もモチベーションが上がり、効果も期待できる方法

そういう方法を見出せたら強烈に主体的になり怠けそうな自分をしっかり律したりできるようになる

「覚えきるにはどんな風にするのがいいかな?」

書いたり、声に出したり、それらは科目や覚えることの質によっても変わってきたりする

自分流のやり方を「覚えることの質」に応じていくつか用意しておくのがいい

「覚えきるには何回繰り返すといいのかな?」

9割以上を記憶に定着させるには5回以上の繰りくりかえしが普通は必要と言われる

「くりかえしはどれくらいの間隔(タイミング)でするのが効果的かな?」

習ってすぐ(当日か翌日)にもう一度くりかえしてみることが大事と言われる

3日以上過ぎてしまうと習ったことの7割は忘れてしまっているから効果的ではなくなると言われる

「集中力をあげる方法は?」「時間内にやり切るには?」

タイムプレッシャーといって制限時間内にやり切るという意識が集中力を高めると言われる

いろんな観点から自分にとって最も効果が出せる方法を見いだせたら最強だ

それは勉強だけではなくスポーツやいろんな技術を磨く方法にも通じていくだろうし

大人になって仕事をやりだした時にも活きてくる

少なくとも成績をしっかりあげている人はこの「自学力」がしっかりしている

すぐには見つからないものでいろいろ試行錯誤するかもしれないけど追求していれば必ず見つかる

中2生はこれから3週間で実力テストの成績が大きく変わる

2学期に行われる校内実力テストと五ツ木模試の成績は、これからの3週間の学習で大きく変わる

学校が懇談などで短縮になってできた時間や春休みの時間の使い方はとても貴重な時間になる

学習内容は1・2年までの復習で実力テストを見据えたレベルにまでどれだけの単元を引き上げることができるか

・どの単元をこの3週間にやるか

・どんな方法でやるか(効率的な方法を考えて)

そのために「自分ルール」もしっかり考えて決めておくことも大事

「自学力」「自分だけの秘密の特訓」をどれだけ発揮できるかが鍵を握る

先生の方では、公立高校入試問題が掲載されたのを見て、いよいよ中2生の受験の始まりを覚悟する

来年までのまだ見ぬドラマのシーンが脳内を駆け巡り、とてつもなく大きい緊張感に襲われる

ふと、過去に不合格になってしまった生徒のことが一気に思い出される

あと2点だったなんて

導ききれなかった悔しさ、そして何よりも生徒の涙が鮮明に思い出される

もう決して不合格は出したくないという強烈な想いがとめどなく湧き出してくる

見たいのは笑顔

目標を見事達成した時の笑顔を、想像以上の志望校に届いた時の笑顔を

見るために一年一年人生をかけて全力で向かっていくのだ

一人一人のドラマをしっかり導いていくことへの覚悟をくくる

なんとか全員を合格させたい

中2生にとってはこれから3週間が合格するためには大切で貴重な時間となる

習慣についても自分流をつくる

継続は力なりと言われるが、「習慣化こそ力なり」とも言える

習慣化は継続力になる

人間の脳は新たな習慣を作るのを拒むと言われる

ずっと今までの習慣でいることを好む

違う見方をすれば、少し頑張って悪い習慣を良い習慣に変えれば、ずっとその良い習慣を脳も好むようになる

無理なくできるようになる

自分にとって本当に必要な習慣とは何かについて真剣にとことん考えてみよう

自分流の習慣を作り上げよう

いきなり高い目標でスタートしなくていい。段階的に理想に近づけていこう

すぐに結果を求めない方がいい

でも本当になりたい自分を本気で追求してみよう

「習慣化」は「なりたい自分」をつかむ上で強力な味方になる

自分なりの勉強法を確立すれば勉強が「楽」になり「楽しく」なる

「つらい」「苦しい」「不愉快だ」と思うやり方は効果的ではない

むしろやる気が低下してしまい積極的な行動が生まれない

いきいきとした日々にならない

根性を鍛えるにはいいかもしれないが自分にとって「これで伸びる!」というやり方を見つけることに根性を費やす方がいいと思う

そうしたら「嬉しい」「ワクワクする」「楽しい」「楽だ」「自分はもっと伸びるんじゃないか」という感情が生まれていきいきとした日々になる

これこそが自分の魅力を高め、自分に自信が持てるようになり、未来に向けて夢や志が生まれてくる状態だと思う

勉強が楽しくなり成績が伸びる楽しさもどんどん膨らんでくる

自分で見出した勉強法にワクワクできるようになろう

それがうまくいけば、想像以上の未来が待っている

自学力を育む指導

自学力というのは、「自分なりの勉強法を確立する力」とします

子供は一律の勉強法ではその子にとって最適ではないこともあると感じるのでK塾では「自学力」を追求していきたい

子供自身が「どうすればよいかな?」「これでいいのかな?」「どちらがいいかな?」「他にいい方法はないかな?」「効果が出るかな?」「効率的かな?」などを考えることが重要で

自ら見出した自分の勉強法が一番モチベーションが上がる

もちろんある程度は教員からお勧めのやり方を示し、時には少し軌道修正を加えることもある

でも自ら見出した勉強法は子供を強烈に主体的にしたり、怠けそうな自分をしっかり律したりできるようになることが多い

塾としては矛盾するような内容に感じられるかもしれないが

「塾で長時間授業を聞くよりも、コンパクトに授業を聞いたら、あとはしっかり自学力を発揮すること」が最も成績向上につながると感じる

不安は現実のものではなく自分の心の動きに過ぎない

入試が近づいてきたり、頑張ったのに結果に満足いかないときなど

自分の自信が揺らぎ不安に襲われることもある

どんどん未来の自分に対する自信が揺らいでしまう感情が大きくなってしまう

そんなときによく覚えてほしいことは

「不安とは考えれば考えるほど大きくなっていく」ということ

そして「その膨らんだ不安は現実ではない」ということ

失敗は成功のもとと言われるが、不安も成功のもとと言える

その不安のもとから冷静に自分をどう改良していくのか、どういうトレーニングをするのがいいのかについて考え直す絶好の機会だととらえるのがいい

実際、合格した人で不安になったことがない人はいないと思う

不安になってもすぐさま自身を分析し課題を克服する策を見出している

成長とはその繰り返しだと思う

未来の現実はポジティブなチャレンジによって大きく塗り替えることができる

それは想像を超えることも多い

間違いなく言えることは

「未来は変えられる」

「未来は自分の力で切り開くものでありそれこそが現実となるのだ」

「処理能力」「持続力」はまだまだ高まる

「人間の持つ機能は、使わなければ退化し、適度に使えば発達するが、使いすぎると委縮してしまう」

スポーツトレーニングにおける学者が提唱している

スポーツでいうと、試合が長引いた時にプレーの質が低下するのは「筋持久力」の問題と言われる

筋持久力とは同じ動作を何回繰り返せるかという能力で

トレーニングによって高めることが出来るという

まず「オーバーロードの原則」で普段よりも強い刺激や負荷(オーバーロード)をかける

そして負荷を次第に高めていく

もちろん個人によってかける負荷は変わってくるが

勉強における「処理能力」や「持続力」も同じことがいえると思う

今までの限界より少し高い負荷をかけていくと次第に「処理能力」「持続力」が高まる

今までと同じ負荷だと成長度が高まらない

段階的でいい。今までの自分の殻を破っていこう

「処理能力」「持続力」はまだまだ高まる!

自分のキャパを広げる

入試が迫ってきたりすると、やることが多くなり一時パニックになることもある

何に悩むかというと、自分の器はこれくらいだから最大限に頑張っても出来るのはここまでなのに

やるべきことがそれを超えてしまっていること

でも今まで毎年同じような状況になる受験生がいるけれども

「やるしかない」「やるんだ」と吹っ切れた時、次第に多くのやるべきことをうまくこなすようになる

あまり負荷をかけるとかわいそうだと思ってしまうが、ほとんどの受験生がその負荷をうまく自分の能力を引き出す力に変えることには驚かされる

多くの人は潜在能力の100%を出し切れていないと言われる

「自分の最大限」ってまだまだ先にある

「やるんだ」と吹っ切れた時にそのことが次第に分かってくる

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