カテゴリー: 勉強の仕方 Page 16 of 18

中3生2学期の実力テストは一喜一憂しない

実力テストが返却されたら、間違った問題を見直すこと。基本的には解き直すこと

受験で成功した先輩にインタビューすると

「受けたテストのやり直しに力を入れた」という人が非常に多い

模試の場合は「分野別の正答率」と「設問ごとの全受験者の平均点」が成績帳票についてることが多い

模試の結果が返却されたらすぐにその成績帳票をじっくり見てみること

よくできた分野は自信を固めよう!

また、弱点分野はどこなのかもしっかり見つめて、この単元とこの単元を次の実力テストまでに頑張るぞと決めておこう!

中3の2学期は、校内実力テスト3回、模試3回、合わせて6回のテストがあるので、

良い時もそうでない時もあるのが普通だ

良くても安心はできない。次を見据えて解き直しと作戦をたてないといけない

悪くても落ち込む必要はない。ほとんどの人が悪い時もあるものだ

だから、一喜一憂せずに「解き直し」と「次の作戦」に意識と時間とエネルギーを費やそう

中3生2学期の実力テスト勉強法

テストまであと何日あるかで変わってくるが

まずは、得意を固める

本来できるところで間違えるのは悔しいし、実力テストでは一番もったいないことだ

ミスをしないトレーニングをすること

時間内にやることを意識して、もし時間がかかってしまいそうな場合は〇分で次に移るなどあらかじめ作戦をたてておくこと

苦手な科目は過去問や前回の問題などを見てこういう部分ならできるかもという部分を見つけて整理しておくこと

そしてそこを集中的にやる

テストまであと少ししか時間がなくても、理科のⅡ分野や社会は短時間で得点アップにつなげることができることは多い

たとえ時間がなくても「あきらめない気持ち」をしっかりもって密度の濃い時間を生み出すこと

睡眠時間を削ることはよくないが、最後の一瞬まで執念をもつことで得点アップすることはある



入試の日に気づくこと

入試の日には、今まで自分がいろんな人から応援され支えられていたことを実感する

毎日お弁当を作ってくれたお母さん

いつも言葉に気を遣って声をかけてくれたお父さん

一緒に合格しようなって言ってくれる友達

合格を信じ励まし祈ってくれる先生たち

その他いろんな人から自分は応援されていることに気づく

 

よく世間では「感謝の気持ちが大切」と言われるが

心の中で「今までありがとう」と唱えると、まるでゾーンに入るかのようなパワーが自分の中にみなぎってくる感覚を入試の日に実感するだろう

「感謝は自分のエネルギー源」になり、自分だけでは決して引き出せないパワーを与えてくれる

もし、それを毎日出来ればきっと日々の成長度も変わるだろう

テスト結果の受けとめ方と振り返り

中間テストお疲れ様 答案が返却されたら

うまくいった成功部分を確認しよう

うまくいかなかった部分についても確認しよう

大切なことは、成長したところを次につなげること

悔しい部分は、次はどうすればいいか、どれくらいならできるかについて
テストが返却された今、しっかり自身に刻み込もう

ケアレスミスの傾向、出題予想との整合性、自身の勉強の仕方について

次のテスト前にもう一度見返せるようにしておくといい

そして一番大切なことは「次は〇点とるぞ!」という気持ちをしっかり自身に刻み込んでおくこと

苦手な科目でもせっかく勉強するなら効果的に

苦手な科目は嫌いだなぁという気持ちが固まってしまってることが多いね

そうなると気付けるところも気付けなくなる

取組む時にその科目に笑顔を向けてみようか

その科目の「こういうところは好きかな」という大きな気持ちで

そうすると「わかる!」部分が見えてくる

人間関係と似てるね

数学はどれくらい必要か

数学は現代のテクノロジーにおいて欠かすことのできない科目だ

車や電車そして航空機などにおいて、その安全性は高度で緻密な計算によって保証される

電気や磁力など目に見えない力を正確にコントロールするためには

誰かが数学を極めないといけない

数学は世の人全員が極めないといけないとは思わないが

数学は得意な方とかもっと出来るようになりたいと思う人、

世の中はその能力とマインドを必要としている

数学は得意だけどゲームの方が好きだという子もいるね

でも、崇高な「志」を自身に掲げて励む人は「尊敬される人」となる

ゲームよりもずっと人生において価値のあるものを得るよ

世の中はその能力と志を必要としている



国語の勉強にワクワク感を

国語が出来る子はどの科目も習得が早いと言われる

それは、文章を読んで「つまり、こういうことだな」とギュッとまとめる力があり

地頭が良いとも言われる

しかしその地頭の良さは生まれつきのものではない

「文章を読むことは脳が育つための最高の肥やし」と言われ

誰しも平等に「文章を読んで脳を育てる才能」を持っている

国語のテスト勉強は、本文に書かれていることから正解を導いたり、覚えることを覚えるのが王道だが

地頭を良くするという目標をもってやれば、

自分の脳力そのものの数値を上げるんだという気持ちでやれば

ワクワクしてくるのではないだろうか

「ワクワク感のある勉強」こそが将来につながる財産になる



勉強は大切なものを確認する貴重なきっかけ

昨日ニュースでノーベル賞の発表があった

科学の進歩と貢献を成し遂げた人というのは

「大切な人のために」が「全人類のために」へ突き抜けたように感じる

人は、大切な人のためなら無尽蔵のエネルギーを引き出せる

大切な人を救いたい。喜ばせたい。

勉強の時間をそのことに気づく貴重な時間と思えれば

「勉強」というものが違って見えるだろう

特に理科や社会という科目は、中学生でも「人の命を救える」「不遇の人を幸せにできる」

ことにつながる科目だと分かるはずだ

目の前のテストで得点することも大切。でも本来もっと大切なことは、

勉強は
「大切な人たちを救ったり幸せにする」

「そのために頑張れる自分になる」

その貴重なきっかけを与えてくれる

どうして英語を勉強するのか

見渡せば、外国人って日本にたくさんいるよね

それは観光だけでなく働きにきている人もいる

観光では、ホテルやお店で外国人ときちんとコミュニケーションをとることが必要

働くという点では、取引先だけでなく上司や部下が外国人ということが増えてきている

話はやや飛躍するようだが、サッカー選手もいまや海外組が非常に多くなり

そして日本のサッカーは強くなった

サッカーでも外国人と外国語でコミュニケーションをとることが重要と聞く

日本の経済力や技術力も同じようなことが言えるのではないか

そもそも、いろんな世界を知ることは自身の世界観や人生観を高い次元に導いてくれる

壮大な夢や志につながることも多い

英語を身につけるのは簡単ではないかもしれないが、

間違いなく自分を高みに導いてくれる



テスト勉強で社会問題に関心を

社会や理科の勉強は現代の社会問題に通じていることも多い

せっかく勉強するのならそういう視点でも考えることができればいいね

例えば、SDGsを達成するには?

公民や理科を「自分ごと化」することが大切になってくる

歴史や地理だって課題意識をもっていれば、そういった課題解決のヒントになる

少子高齢化が進んでいるということは?

君たちの「社会問題に対する志」こそが明るい未来を創ることになる

子供一人ひとりの力は今は小さいようでも未来視点ではかなり大きい

テストの点数も大切だが、「志」を形作っていくことが本来の勉強であり

未来を左右するものだ

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