文科省の教育改革に「感性豊かに自ら目的を設定する力、目的に合った納得解を見出す力を育む」とあった
ひと昔前までは、集団授業で「宿題は必ずやってこい」と一律に出していた
もう少し前は、「漢字や英単語は必ず〇回書きしてくること」という指示をしたこともあった
「一律にみんな同じ宿題」「一律にどんな漢字や単語も同じ回数だけ書く」
ひとつの目安としては必要だが、「この漢字はたくさん練習しないといけないとかこの漢字はもう書けるから少しでいい」といったことを自ら考え判断し「自分のものにする(覚える)にはどう行動するのが良いかを分かるようにする」ことが大切で、それがないと「先生に言われたことだけをやる」「勉強が作業的になる」といったことが発生する
文科省の教育改革には他にも「どのように社会と世界にかかわり学びに向かうのか」という「見えない学力」をどう育んでいくかとあった
確かに「どのように社会と世界にかかわり学ぶのか」という答えがあればつまりはそれが自分の志や人生の目標になり「させられる勉強」から「自ら進んでやる勉強」になる
「自ら判断して行動する」ようになる
なかなか難しいことではあるけれど、「見えない学力」まで育めるよう日々の指導にあたっていきたい
それが子供の本当のやる気につながるから