カテゴリー: 勉強の仕方 Page 11 of 18

あと少しの辛抱

多くの人があと一歩の努力とあと少しの辛抱で成功できるという時に

計画を放棄してしまうことが多い

物事には「波」という部分もあると思う

波は一度引いていくけど、次の瞬間には新たな大きな波が訪れる

波が引いていくからそこで終わりと思ってしまってはいけない

成績の伸び具合も波を描きながらだんだん向上することが多い

引いていく波と同時に諦めてしまうのはもったいない

新たな波は必ずやってくる

少しの辛抱でもう少しの努力で道は切り開ける

常に準備を怠らない

リンカーンの言葉に

「常に準備を怠るな。チャンスはいずれ訪れる」とある

テスト勉強でも「情報収集」

受験生なら過去問題、学年末テストなら学校の先生が授業中に話すことから情報を逃さないようにアンテナを張る

直前や前日に詰め込むのはリスクが高い。事前に「早めの準備」をしていこう

早めに質問して理解しておいた方が良い問題や単元について「いつ質問するのか」

「どんな教材のどこを重点的にやるのが良いか」「何回くらいくり返せばいいのか」

そのための計画を

行き当たりばったりではなく今できる最高の効率をしっかり考えて準備しよう

準備を怠らない人は、チャンスが訪れたときにそれをつかみ取ることが出来る

人生の目標もそう。将来の目標ややりたいことに対して準備を常に怠らない気持ちがあれば

事は成就する

覚えるには「書き込む」「書き出す」

「書く」ことはそこに注意が集まり脳が活性化する。

読むだけでなく「書き込む」という動作をしながらの方が脳が活性化する

アンダーラインを引いたり、余白に気づきやプチポイントを書き込むなど

「重要だ」「記憶に残したい」と思えば書くのがいい

タイピングよりも手書きの方が記憶に残り勉強効果が高いと言われる

そして「書き出す」ことで記憶に残す力が強くなる

問題演習を通してでいい、覚えたことを「書き出す」

その練習によって覚えたことが脳に定着していく

覚えきったという成功体験をくり返そう

テスト勉強は長い。途中でしんどくなって気持ちが疲れる時もあると思う

あれもこれもやらないといいけないと考えると心は疲れる

ただ、今取り組んでいることを「やりきる」「覚えきる」ことだけに専念し、

「やりきった」「覚えきった」という達成感を味わって自分に「自信」をもとう

もしかしたら小さな自信かもしれないけど、自信だって積み重ねていって大きくすることもある

「やりきった」「覚えきった」ということは一つの成功体験といえる

自分にとっては小さな成功体験かもしれないけど、その成功体験を積み上げていけば

その先には大きな成功体験が訪れるはずだ

あれもこれもと考えて心をすり減らすのではなく、やがて訪れる大きな成功を想像してみよう

1回1回の「やりきった」「覚えきった」の達成感を想像して、それをエネルギー源にしよう

その感覚を脳に刻み込み常にエネルギーを引き出せるようになったら

「心が変われば態度が変わる→態度が変われば行動が変わる→行動が変われば習慣が変わる→習慣が変われば人格が変わる→人格が変われば運命が変わる→運命が変われば人生が変わる」

という名言も現実味を帯びてくる

切りのいいところまで他のことをしない習慣づくり

スポーツの試合やテストなどは時間がくるまで最後まで頑張れると思うが、家で勉強している時は

ふとしたことでスマホに手がいったり他のことに手を出したりしてしまうことはないだろうか

それによって進み具合が遅くなってしまい、そこが人との差ができる部分

常に「ここまでやり切るまで他のことをしない」という習慣がついていれば日々ストレスなしに自然とできるけど

途中で他のことに手が出てしまったらまた次もそうなることが多いと思う

その結果、いろいろと遅れが出来てしまう

厄介なのは「遅れが出来てしまう」ということがなかなかピンとこないことが多いこと

もしそのことに気が付き、「ここまでやるまでやり通すぞ!」という意志の強さをもつ習慣ができれば

今まで伸び悩んでいたことがグッと伸びるようになる

体調と脳をベストに保つ

受験生にとって最も重要なことは「体調をベストに保つ」こと

コロナやインフルエンザその他にもいろんな感染症が流行る時期で仕方なくうつってしまうこともあるけど

「絶対に風邪をひかないぞ」という強い意志をもって対策することも必要

とにかく小まめに手洗いやうがいをする。うがい薬なども常備する

少しでも寒いと感じたらすぐに暖かい服を着る。セーターなどを持ち歩くくらいでいい

まず絶対に風邪をひかないぞという強い意志を持って徹底的に対策を行うこと

また、脳の機能を向上させるには有酸素運動や筋トレなどの運動も効果がある

運動にはストレスをなくしリフレッシュできる効果がある

健康体を強くする効果もあるし気合も入る

脳が最高に働くように徹底的に考えよう

食事と生活リズムもしっかり考えて

まずはベストの体調で過ごせることを第一に考えてから、受験対策の中身に全力投球しよう

超集中状態のONを作るために

受験生の人は入試が迫ってくることで緊張したり不安に陥ってしまったりする時期だと思う

過去問をやっていて合格最低点に届かなかったらかなり焦ったりパニックになったりしてしまう

昨年、かなり高い偏差値の第一志望に見事に合格した先輩で

ゲームなどのOFFと超集中状態を作るONとをうまくコントロールしていた人がいた

不安を忘れ去るくらいの「超集中状態」で取り組むことが目に見えて効果的だった

テストとは制限時間にどれだけ超集中状態を作れるかが鍵だから理にかなっている

ゲームなどは受験生のタブーだが、

「不安を忘れる」「超集中状態に向かう充電としてうまくコントロールする」ことは有効だと感じた

勿論、ゲームをしてても合格できると安易に受け止めてはいけない

他には、超集中状態を作るために「笑う時間」を作っていた生徒もいた

入試前に友達と話をしていると自然とそういう時間を作っていることが多い

でも意図的にそうしてもいい

ひと笑いしてから勉強を始める方が集中できる

超集中状態のONを作るために、うまくOFFをコントロールすることも一つの方法

日々の初動が肝心

やるべきことに取り掛かるときの一つの思考回路として

まずは休憩してから取り組もうとかまずはゲームをしてから取り組もう、そうでないと集中して取り組めないという思考回路

「今はまだその時でない」という思考回路だけど

とりかかるのは「今だよ!」どれだけ素早く行動に移せるか初動が肝心

休憩しないといけないくらい疲労しているならしっかり休憩した方がいいが、そこままでもないのならまずはやるべきことに取り掛かかり、その後に休憩をいれてみよう

まずは先にやるべきことに取り掛かってから、ゲームなどをしてみよう

一度順番を入れ替えてみよう

人間は朝を有意義に過ごす方が充実した一日にできるように

やるべきことを先にやる方がいろんな「チャンス」や「ヒント」を発見できることが多い

ながら勉強

同時に複数の仕事をこなすことをマルチタスクという

スマホを見ながら勉強することもマルチタスクという

「ながら勉強」ともいうけど

ある研究では

「スマホを見る」と「勉強する」という2つの行為を同時進行しているように見える人もいるけど

それはすさまじいスピードで2つのことを脳の中で切り替えをくり返していて、脳に猛烈な負荷がかかっているとともに脳の処理能力も低下していると

2つのことを別々にするよりも「時間がかかってしまい」「ミスをする率も高くなる」と

だからやるなら1つのことに絞って集中するほうが効率がいい

15分とか20分とか自分で決めてその時間は全集中、完全な集中状態を作るのがいいね

やると決めたことをやれる自分づくり

やるぞ!って自分で決心したのに、思うように行動できないことはよくあると思う

時には、出る問題が分かる情報がないかとか楽な道を探してしまう羽目になることもあると思う

勉強の仕方に「効率的」とか「要領よさ」はあるけど、「楽な方法」はない

唐突な話だが

蝶々がさなぎから羽化する時、結構長い時間もぞもぞともがきながら羽をゆっくり伸ばしていくことを知ってるかな?

あれは羽を伸ばしてしっかり固めるための体液を羽の1本1本のスジに流し込んでいるから時間がかかる

そしてしっかり乾かすのも時間が必要になる

だからもぞもぞと時間をかけて羽化をする

もしその羽化を人間が手伝ってあげたら、早く羽は伸びるかもしれないけど、しっかりした羽ができない

飛べないようになってしまう

勉強もひとつひとつしっかり定着させるためには、ひとつひとつしっかりと体液にあたるものを流し込んでいかないといけない

そこにはやり抜く力が要る

勉強だけでなく、将来しっかりした自分になるために、ひとつひとつをしっかりと自分の力としていこう

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