昨日のニュース記事で偶然、思い出したことがあります
もう30年前になりますが、島根県の小学6年生の坪田愛華さんという女の子が「地球の秘密」という絵本を書いたことを知っているでしょうか
絵本の内容は「環境問題をテーマとし、地球の自然の構造、公害などによる自然破壊、人間が自然を守るために行う環境運動」などを取り上げた作品です
1地球の歴史を探れ 2自然界のバランスを知ろう 3現在の地球を探れ 4みんなで地球を守ろう
しかし、愛華さんは絵本を書きあげて間もなく、小脳出血という病気で亡くなってしまいました
わずか12歳というあまりに早い突然の死でした
「私一人ぐらいという考えはやめようと思います。それを世界中の人がすれば、一発で地球はダメになると思います。みんなで協力しあって、美しい地球ができればいいです。」
「昨日は大人がしたこと、明日は子供のすること」
今や世界11か国に翻訳され世界中に感動を与える立派な絵本となっています
皆さんはこの事実をどのように感じますか?
当時の先生は、正直そこまで地球環境問題を自分事化しておらず、小6の女の子がいわば命をかけて取り組んでいることに対して自分が恥ずかしくなりました
同時に、愛華さんの想いや志を次の世代の子供たちに語り継ぐことが教員としての使命なんだと強く心に刻み込みました
参照:「地球の秘密」