思い込み、それは過去の経験、社会環境、潜在的な固定観念などによって作られてしまう
有名な話で象の話やカエルの話がある
象はまだ子象のころにロープで頑丈な杭につながれどれだけ頑張っても逃げられないものだと悟ると、大きくなって力がついても「逃げられないものだ」と思って全力でチャレンジしようとはしない
カエルを飼育ケースで育てると天井の高さ以上は飛び上がれないと悟り、天井を取り外しても今までの高さまでしか飛ばないようになるといった話がある
人間も同じように、過去にあったことはこれからもずっと続くだろうと無意識にその延長線上に将来を考えてしまっていることが多いのではないだろうか
中学生くらいになると「経験」というものも増えてくるが、身体面でも脳の面でも「常に成長を続けている」
過去にできないと思ったことでも今ならできるようになっていることが実はたくさんある
中1の時に難しくてできないと思った問題でも、中3の受験前にもう一度チャレンジしたら分かったということは多い
今日のニュースで、女の子は理系に向かないというのは社会環境による先入観だという記事があった。確かに女の子で理系の能力が高い子はたくさんいる。でも「理系には向いてないんだ」といった先入観が本当に苦手にしてしまっていることが多いという。逆に「女の子は理系に向いている」という社会の空気があったら本来の才能を発揮できる可能性が高くなるのではないか
自分の将来を考えるときや目標を決めるときは、思い込み、先入観、社会の固定観念などにとらわれず、過去にできなかったということはリセットして、「なりたい」という気持ちを大切にしていい
できないという思い込みは自分の可能性にフタをしてしまう
可能性を発揮させるのは「なりたい」という気持ちであって、それが「本当の可能性」を開花させる