社会は覚えるだけといわれたりするけど、社会を苦手とする中学生は多い
その理由は「テスト範囲が広いことが多い」「効果的な暗記方法というものが実は難しい」「語句の一部分が抜けたり、似た漢字の間違い」がよく起こる。漢字を正しく覚えることも必要。出題のされ方によっては、「重要語句の周辺知識や他の出来事との関連をしっかり理解しておかないといけない」ことなどだ
しかし、うまく勉強できるようになると、シンプルに「教科書の太字を覚える」「ワークをくりかえす」ことで、社会は5科目の中で一番成績の上がる科目だ
《効果的な覚え方の例》
1回目は解答を見ながらでもいいが、2回目以降は解答を見ないで繰り返す
1時間覚えたら、翌日10分でいいので復習する【重要】隙間時間の10分を有効に活用しよう
時間があれば、小さなカードの表面に問題を書き、裏面に解答や説明を書く方法なんかもいい
カードをシャッフルして繰り返す。覚えられないカードを重点的に繰り返す
しっかり定着させるためには、書いて覚えた方がよい。視覚的には覚えているのに書けなかったということも多い
そういう正攻法がどうしても苦手な人は、タブレットのアプリでゲーム感覚でやることから始めるのも悪くはない
いずれにせよ十分早くから取り掛かることが重要。ワーク1周目がテスト前日ということを何度も目にしてきたが、それはだいぶキツイ
《歴史》
時系列が分かるまとめや年表で全体の流れを把握する
時代、重要人物の名前、基本的には教科書の太字部分を覚えればよいが、時代の背景や政策の内容なども関連付けて覚える方がしっかり定着する
年代は語呂合わせを見つけることもいい
《地理》
地図を使って、色分けに工夫したりして整理する
地名、気候、産業、特産物を一緒に覚える
グラフや表に関する問題は、問題集を解いた後、解説をよく読んでグラフや表の意味をよく確認する
《公民》
公民については、教科書にのってること以外に「最近のニュース」から出題されることも多いので、ニュースや社会問題に普段から関心をもっておくことが大切
社会は、大人になってから必要になってきたり直面することも多いから、いろんな社会問題に関心をもち自分事化していくことが「人生設計」「なりたい職業探し」に役立つ
「なりたい将来」や「志」が芽生えれば、人生が大きく変わるよ