日: 2023年11月23日

中3受験生のこれからの勉強①

中3受験生は期末テストが終わったら、勉強の仕方が大きく変わる
内申は期末テストでほぼ決まる。次はいよいよ「入試対策」だ
これから取り組むことは2つ

◇中学内容を終わらせる

◇志望校の過去問題に取り掛かる “志望校の入試問題の傾向・レベルなどをしっかり分析する”

私立と公立の両方について分析する。忘れてはいけないのは、先にある私立に専念してしまわないこと。公立についても12月中に2~3年分をやることだ

例えば、英語については
私立も公立も「長文問題が大部分を占める」
長文はゆっくりでもいいので読んでみて解答・解説・全文訳を見て正しく意味がとれているかチェックする
徐々に速く読む練習をしていくのだが、焦らずに丁寧に「文構造(主語・述語・修飾要素・文法)」を理解する

文法は「接続詞」「関係詞」「分詞」「後置修飾」についてはしっかり復習しながらやろう

その時に愛用の単語集があれば出てきた単語をその単語集のどこにあるか、知ってないといけないかどうかを確認して覚えるべき単語・イディオムは覚えよう

説明文では「段落の主題をつかむ」「話の流れを示す接続語」「筆者のいいたいキーワードをおさえる」
会話文・物語文では「場面設定(いつどこで)」「登場人物の関係と心情の変化」
あと「図表を読み取る問題」が出題される学校なら本文と図表を組み合わせて処理する練習
などを設問に合わせて効率よくできるように練習する

長文問題の対策は時間がかかる

入試問題を早めに2~3年分じっくり丁寧にやることが急務だ。もし、本番の練習としてとっておきたいなら過去5年のうち2年分はやらないで(クリップなどで見れないようにしておいて)その他の年度の問題をやってみたらいい。まずは傾向と肌感覚を知らないといけない

過去問を2~3年分やったら、傾向の似た問題を探して実践記式で練習していく

同時に「単語・イディオム」も詰めて覚えないといけない

文法問題・ライティング・リスニングも出題傾向に合わせてやらないとね

まずは過去問の購入、そして傾向にあった問題集を購入しよう

ニュースに関心をもつことは「かっこいい」!

何年か前に「自分の街をよくしたいから政治家になりたい」といった中学生がいた

すごくかっこよかった

公民という分野は中3で習うのだが、その土台は小学校でも習っている

それよりも「自分の街をよくしたい」という志が素晴らしい

その子はスマホでゲームやYouTubeもするが、ニュースもよく見ていた

スマホがあればどんどん調べることができたようだ

「日本をよくしたい」「世界をよくしたい」「戦争や犯罪が起こらない社会にしたい」「誰もが平等に豊かな暮らしができるようにしたい」

子供の純粋な気持ちに心を打たれた

でもそういう風にニュースに関心をもつ子供は多くないと感じる

今日、岸田首相が臨時国会の所信表明演説を行った

当時の中学生を思い出し「今頃どんなに立派になったかな、心から頑張ってほしい」と思った

合格発表の瞬間

自分の受験番号を探すとき、声や手が震えている

周りは歓喜や涙、そんな中で勇気を振り絞って自分の番号を探す

「先生、受かったよ!」

塾へ興奮気味で電話をかけてくれる

名乗らずとも誰か分かり一緒に祝福する

 

その瞬間のイメージができれば

早くからその緊張感がイメージできれば

子供は勉強に本気スイッチが入る

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