日: 2024年12月16日

一日15分勉強時間を増やしてみよう

学校や塾で宿題などの勉強を全部済ませているから大丈夫というのは

実力をつける点では本来持っている能力を十分発揮させることは出来ない

家では完全に遊んでいてもいいという意識が能力の発揮を大きく妨げてしまう

例えば夢を叶えたいと思った時、家では完全に遊んでいても叶うと思うだろうか?

思わないなら勉強も同じだ

夢と勉強は違うと思うが、いざ受験となるとここに行きたいという願望は夢と同じ類いになる

しかし家では完全に遊んでいてもいいという意識と習慣が出来てしまっていたら

いざという時にその意識と習慣を変えることが極めて難しくなる

人生は目標を一つ一つクリアしていくもので、そのためにどうすれば良いのかについて

考える習慣、トライする習慣、努力する習慣が能力や可能性を発揮する上で最も大きく影響してくる

その考える習慣、トライする習慣、努力する習慣はやはり家にいる時間の使い方が決定打になる

まずは一日15分、家で勉強する習慣を身につけよう

あるいはもうあと15分伸ばしてみよう

スマホやゲームも1年か1年半くらいのめり込んだら少しずつ飽きてくるはずだ

だいたいの子供がそうだ

あとはその惰性を自分の中で正当化するのか切り替えて精神的に成長しようとするのかで

人間としての成長レベルが分かれる

君はどちらが自分の人生を幸せにしてくれる道だと思う?

どれだけ早い段階で真剣モードに入れるかで結果が変わる

友達同士で一緒に話しながら勉強することもスタートするきっかけの一つだが

本気で詰め込む段階になると「黙々と深い集中状態に入ることが必要」になる

それをどれだけ早い段階で行動に移せるか

また、テスト前日の夜になるとさすがに真剣モードになって頑張ると思うが

その真剣モードをどれだけ早い段階で行動に移せるか

「テスト勉強をしているように振る舞う」「テスト勉強していると自他を納得させている」

そういう状態が長く続くことが多いのではないだろうか

結果を出すためには「黙々と深い集中状態に入る」「一旦やりだしたら少なくとも30分は黙々と深い集中状態に入る」状態を作らないと結果につながる本質的な勉強にはならない

人とどこで差が出るかは「どれだけ早い段階で真剣モードに入れるか」だ

宿題をやり切る才能

できたらやってくるようにと言って出した宿題を最後までやり切ってきた

人に負けたくないという動機であっても素晴らしい

宿題はまず「とりかかる」ところに最大の壁が存在する

そして「最後までやり切る」ところにもまた壁が存在する

宿題を最後までやってきたということはその2つの壁を乗り越えたということで

簡単なようでそれがなかなかできない

特に自主的にはできないものだと思う

それこそが「才能」のうちだと思う

これからもその貴重な「才能」を大切にしてほしい

大切にしていきたい

春・新学年 新しい夢が新しい一年にする

春を感じる季節、新しい学年に上がる季節に

どんな夢や希望をもつかによって一年の方向性や充実度が決まる

もう一度「やってみたいこと」「なってみたい自分」を本気で思い描いてみよう

夢やなってみたい自分はそれを追い求める過程で新たな自分の才能を気づかせてくれたり伸ばすことができる

夢を実現できるかとか、なりたい自分になれるのかと考えるより

追い求めるその道筋に大きな価値があり新しい自分を切り開いていくことができるのだ

あと少しの辛抱

多くの人があと一歩の努力とあと少しの辛抱で成功できるという時に

計画を放棄してしまうことが多い

物事には「波」という部分もあると思う

波は一度引いていくけど、次の瞬間には新たな大きな波が訪れる

波が引いていくからそこで終わりと思ってしまってはいけない

成績の伸び具合も波を描きながらだんだん向上することが多い

引いていく波と同時に諦めてしまうのはもったいない

新たな波は必ずやってくる

少しの辛抱でもう少しの努力で道は切り開ける

限られた時間で学習の質を高めるには

クラブが忙しい子にとって「時間をどう使うか」は一番の課題だと思う

うまく時間を使うにはどのような方法があるのだろうか

ある実験データがあって

「60分続けて勉強するよりも、集中力を高めて15分を3回に分けて勉強する方が効果がある」と

クラブで疲れていると、集中力を欠いたまま学習しがちになりなかなか効果は上がらないことも多いと思う

それならば15分だけ集中力を高めて朝晩などに分散して積み上げるほうが、長時間続けて学習するよりも効果的な方法かもしれない

実際クラブで疲れてしまう子の中に、夜に15分、翌朝に15分を2回するといったスタイルで優秀な成績を維持していた子がいた

もちろんその15分の回数をもっと増やせればなお良い

時間が限られている中で、より効果が高い勉強方法を見出していくことを先生も一緒に追求していきたい

真の生きがいを掴むことが真の人生

これは卒業してからや大人になってから分かることかもしれないけど、中学生でも感覚的には分かると思う

生きがいとは、生きていく上での支えとなる「心の張り合い」であり

「これこそが自分の生き様だ」と思えるようなことを意味する

生きがいがあることによって、生き生きと日々を過ごすことができる。

何かを頑張って、得意にする

憧れを憧れで終わらさずに挑んでみる

仲間と一緒に頑張って共に喜びを得る

人のために自分ができることをする。自分自身もっと人のためになれるよう研鑽する

などなど、自分にとって本当に満足する自分の姿を考えて、その姿の中に「勉強はこの科目をこれくらい得意にしてみよう」というものをはっきり見定めておくのがいい

生きがいをしっかり見定めて、心から生き生きできる日々をつかみ取ってほしい

思い込みを見直す習慣をつくる

思い込み、それは過去の経験、社会環境、潜在的な固定観念などによって作られてしまう

有名な話で象の話やカエルの話がある

象はまだ子象のころにロープで頑丈な杭につながれどれだけ頑張っても逃げられないものだと悟ると、大きくなって力がついても「逃げられないものだ」と思って全力でチャレンジしようとはしない

カエルを飼育ケースで育てると天井の高さ以上は飛び上がれないと悟り、天井を取り外しても今までの高さまでしか飛ばないようになるといった話がある

人間も同じように、過去にあったことはこれからもずっと続くだろうと無意識にその延長線上に将来を考えてしまっていることが多いのではないだろうか

中学生くらいになると「経験」というものも増えてくるが、身体面でも脳の面でも「常に成長を続けている」

過去にできないと思ったことでも今ならできるようになっていることが実はたくさんある

中1の時に難しくてできないと思った問題でも、中3の受験前にもう一度チャレンジしたら分かったということは多い

今日のニュースで、女の子は理系に向かないというのは社会環境による先入観だという記事があった。確かに女の子で理系の能力が高い子はたくさんいる。でも「理系には向いてないんだ」といった先入観が本当に苦手にしてしまっていることが多いという。逆に「女の子は理系に向いている」という社会の空気があったら本来の才能を発揮できる可能性が高くなるのではないか

自分の将来を考えるときや目標を決めるときは、思い込み、先入観、社会の固定観念などにとらわれず、過去にできなかったということはリセットして、「なりたい」という気持ちを大切にしていい

できないという思い込みは自分の可能性にフタをしてしまう

可能性を発揮させるのは「なりたい」という気持ちであって、それが「本当の可能性」を開花させる

「好き」を「夢や志」に広げる

子供には好きなことがある。それに関わることを将来の職業にしたいと思うことは多い

それでいいと思うし、だいたいの子供は「大切な視点」をちゃんともってることが多いことに感心する

それは「人のためになりたい」ということ

人は「自分のためだけの努力」より「人と自分のための尽力」の方が幸せを実感できる

自分の好きなことや夢が、いろんな人のためになり喜んでもらえれば、さらにエネルギーも湧いてくる

 

勉強とは、「好き」を「夢や志」に広げるためにはどうすればいいのかを考え行動すること

そのためには「調べたり」「考えたり」「覚えたり」「習慣をつくったり」などの基本的な能力をつけないと「人のため」までなかなかたどり着けない

また、資格を取得することが必要なこともある

その資格を取得するためにはどんな高校を選べばいいのかという観点も必要になってくる

そしてその高校にいくためには種々のテストで〇点とるということも必要になってくる

好きでないことが仕事になると思えば明るく積極的になるのは難しいよね

でも「好き」を生涯仕事にしていけるならいきいきと明るく積極的になれるよね

覚えたことを定着させるコツ

一度100%覚えたことも3日後には30%になってしまう

いわゆる忘却曲線というものがある

でも、3日以内にもう一度覚え直したらずっと60%は定着する

さらにそれから3日以内にもう一度覚え直したら、今度は80%定着する

効果的な記憶法は反復を繰り返しながら進めること

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