日: 2024年11月12日 Page 1 of 2

本気になるまでの過程が長い

子供は本気になれば十分な力を発揮する

これはどんな子供でも絶対に言えることだ

しかし、その本気になるまでの過程が長いと十分な力が発揮できない

そしてそれがマンネリ化してしまうと「自分の能力はこの程度だ」と思い込んだり、それに安住してしまう

でも勉強の様子を見ていると、「能力」というよりも「取りかかるまでの過程が長い」ことが多い

まずはスマホの確認を一通りするから結局何時間も勉強にとりかかれない

普段から机や棚といった勉強の環境を整えていないから、ずっと取りかかれない

逆に言えば、そういった悪い癖に気付き良い習慣に体を馴染ませていくことや、一度机や棚など勉強の環境を整えて「取りかかりを素早くする」ことができれば

必ずや次第に能力を発揮していく

発揮し始めれば、予想を超える能力を発揮していくことが多い

どんな子供でも、本気になるまでの過程が長いと能力が発揮できないが

すばやく取りかかることができれば想像を超える能力を発揮し始める

 

中3実力テストの勉強計画例

実力テストに向けて、クラブがまだあるなどで1日2時間半しか勉強時間が取れない場合(学校の宿題以外で)

月曜:①塾で英語長文…1時間

②塾英語長文の復習(文法・語法)…1時間

③社会…30分

火曜:①塾で英語…1時間

②塾英語以外の文法…1時間

③理科…30分

水曜:①塾で数学1時間

②塾数学の復習と宿題…1時間

③国語…30分

木曜:①英語(塾以外の文法)…30分

②英語(単語)…30分

③数学(実力テスト対策演習)…1時間

金曜:①理科…1時間

②社会…1時間

③国語…30分

土曜:①英語か数学…1時間

②理科か社会…1時間

③英語(単語)…30分

あくまでも例であるが、実力テストの勉強としてはこれが『最低限』

この最低限なしに偏差値向上を望むのはあまりに希望的・楽観的過ぎる

子供の本気のやる気は無敵

子供が本気でやる気を出してテスト勉強に臨むとき

大事だと思うポイントをさっと聞いては素早くノートにまとめる

こんなに手際よくノートにまとめることが出来るんだと知る

何時間勉強しても疲れない

先生からは「夜更かししないように」というセリフが出る

「帰ってから15分でいいから復習しよう」ということが多いのに

その子の本気を初めて見たとき、子供の可能性は大人の物差しで測ってはいけないことを知る

どこまで伸びるのかだろうかという楽しみしかない

負けない心

例えば慣れないことにチャレンジしたときなど、思うように上手くいかないことも多い

すべてが順調に上手く進む訳ではない

高みを目指すなら登るべき階段も高くなる

「なりたい自分」

があるなら「負けない心」を常に思い出し

前へ、たとえ転んでも起き上がって前へ踏み出そう

転ばずに成功した人などいない

転んでも起き上がって前へ進み続けた人が成功するのだ

「目標は達成できる」「夢は叶う」ことを強く信じて

戦い続けよう

過去の自分を超える

1つ年をとって新しい学年になることは、同時に1年分成長したはずと言える

やってくる定期テストで過去の自分を超えよう

それが本当の成長の証になる

成長を結果として出せないことほど悔しいことはない

結果を出せる自信がないと思うかもしれないけど

去年の経験を思い出してみよう

その経験をどう活かすかで結果は変わってくる

経験というものは貴重で、その活かし方次第でこれからの未来が大きく変わる

経験を活かして、過去の自分を超えよう

成長の証を実感しよう

そうすれば今までになかったエネルギーがもっともっと湧いてくる

中2生はこれから3週間で実力テストの成績が大きく変わる

2学期に行われる校内実力テストと五ツ木模試の成績は、これからの3週間の学習で大きく変わる

学校が懇談などで短縮になってできた時間や春休みの時間の使い方はとても貴重な時間になる

学習内容は1・2年までの復習で実力テストを見据えたレベルにまでどれだけの単元を引き上げることができるか

・どの単元をこの3週間にやるか

・どんな方法でやるか(効率的な方法を考えて)

そのために「自分ルール」もしっかり考えて決めておくことも大事

「自学力」「自分だけの秘密の特訓」をどれだけ発揮できるかが鍵を握る

先生の方では、公立高校入試問題が掲載されたのを見て、いよいよ中2生の受験の始まりを覚悟する

来年までのまだ見ぬドラマのシーンが脳内を駆け巡り、とてつもなく大きい緊張感に襲われる

ふと、過去に不合格になってしまった生徒のことが一気に思い出される

あと2点だったなんて

導ききれなかった悔しさ、そして何よりも生徒の涙が鮮明に思い出される

もう決して不合格は出したくないという強烈な想いがとめどなく湧き出してくる

見たいのは笑顔

目標を見事達成した時の笑顔を、想像以上の志望校に届いた時の笑顔を

見るために一年一年人生をかけて全力で向かっていくのだ

一人一人のドラマをしっかり導いていくことへの覚悟をくくる

なんとか全員を合格させたい

中2生にとってはこれから3週間が合格するためには大切で貴重な時間となる

覚えるには「書き込む」「書き出す」

「書く」ことはそこに注意が集まり脳が活性化する。

読むだけでなく「書き込む」という動作をしながらの方が脳が活性化する

アンダーラインを引いたり、余白に気づきやプチポイントを書き込むなど

「重要だ」「記憶に残したい」と思えば書くのがいい

タイピングよりも手書きの方が記憶に残り勉強効果が高いと言われる

そして「書き出す」ことで記憶に残す力が強くなる

問題演習を通してでいい、覚えたことを「書き出す」

その練習によって覚えたことが脳に定着していく

8歳で英検1級合格

今日の朝日新聞の記事で8歳の子が英検1級に合格したというのがあった

記事によると、その子は

「好きなことにはとことん集中するタイプ」
「本や図鑑、歌詞で知らない言葉があると、電子辞書で一つずつ意味を調べて覚えた。」
「単語帳の例文をすべて暗記し、日本語訳を英語で返すように特訓した。AIスピーカーの言語を英語に設定し、英語で話しかけたりジョークを交わしたりした。」
「リスニングの音声を録音し、何度もシャドーイング(英文音声のすぐ後を追いかけて声に出す方法)したり、参考書の模範解答を覚えたりした。」
「合格者の最年少記録が9歳だというネット記事を読んだことがあったので、最年少で絶対に1級に合格するんだという意気込みで取り組んだ。」

8歳というと長文問題が日本語であってもなかなか難しいのではと思ってしまうが

世の中には「無理」と思われることを「実際にやってのける」ことがあるんだと感動した

「好きなこと」「とことん集中する」「知らないことは調べて覚える」「勉強の仕方を工夫する」「意気込み」

これらは中学生でも十分参考になるよね

見つけるのは新たなきっかけ

新たになりたい自分。その姿をイメージするときに遠慮してしまうことが多いのではないだろうか?

おごらず慎ましいことは美徳であり他人に対して語るときはその方がいいこともあるが、自分自身の心の中ではストッパーは外した方がいい

「やってやる」という強い意志を持ち続け行動していけば必ず夢や目標を引き寄せ

人間の能力は「意志」の力が働き続ける限り無限に拡がる

自分の潜在能力が発揮されたときの「自分の頂点」をイメージしてみよう

自分の可能性の頂点、最高点を

「やれる」と潜在意識書き換えることができれば、生きているという実感がもてるぞ

新しい自分に向けて勇気を出して立ち向かっていこう

運動は脳にいい

受験生はこの時期になるとほとんどクラブを引退していると思う

でも、集中力を高めたり、記憶力・判断力などの脳機能を高めるには実は「運動する」ことがいいと脳科学の研究で証明されている。自分自身の実感としてそれは確かに大きいと思う(人によって個人差はあると思うが)

また、モチベーションのアップ・メンタルの強化・感情や気分の安定・ストレス発散などの効果もあるとのこと

運動すると、脳に良い物質(ドーパミン・セロトニン・ノンアドレナリン)が分泌され、網の目状の脳神経をどんどんつないでネットワークを広げていく

昔から文武両道という言葉があるが、運動していると脳が育ちやすくなることが脳研究でも証明されている

今からクラブをもう一度するのは学年的に無理だと思うが、筋トレや有酸素運動(ランニングなど)を習慣にすると「集中力」「記憶力」「判断力」「モチベーション」「メンタル」などが高まる効果があるのでお勧めだ

筋トレやランニングなどではなくても、散歩や少し速足で歩くことなども効果があるとのこと

ダイエットや体型維持の効果もあるしね(笑)

自分個人としては、勉強も人間関係も一番の土台は「運動」だということを信条にしている

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