中3生だと1、2年の範囲での未完成分野が残っていることが多い
未完成な部分を十分補完出来ずに総合問題や実力問題ばかりを頑張っても偏差値60の壁を突き破ることは出来ない
総合問題や実力問題をこなすことは大切だが、それを通して「自分はどこが未完成なのか」を把握して、じっくりそこを補完しないといけない
その補完は過去の定期テストで9割から満点にする勉強になり、付け焼き刃な勉強では未完成なままになってしまう
しかも実力問題は定期テストよりもレベルが上がるので、ワンランク上のレベルまでやり込まないといけない
必要なものは「未完成部分で大切なことを網羅的に復習し、さらに偏差値60レベルの実力問題も網羅する教材」で、なかなかそういう教材を見つけることが難しいと思うが、物に溢れる今の時代だからそういう教材は探せば存在しているもので本当にいい時代になったと感じることが多い
またその教材は科目によって異なり、またはいくつかの教材の組み合わせになることもある
預かった一人一人の生徒の成績を偏差値60台まで引き上げるには
「中3の2学期に相応しい教材(定期テストから実力テストレベルへ)」
「その生徒の目標レベルに相応しい教材」
「科目ごとに相応しい教材」
を教員が見抜き見つけ出し、そして
「教材の組合せ方」「その生徒に必要な部分(未完成を的確に補完する)」を一人一人に的確に指導することだ
「一人一人に的確な」が生命線だ。そこを一律に指導していてはいつまでたっても未完成部分を補完して実力問題レベルに引き上げることは出来ない
何をやればいいのか迷いながら模索する努力をさせてはいけない。砂上の楼閣になってしまう努力をさせてはいけない
「一人一人に的確な」の部分で教員の真のスキルが必要になる
そして最後はそれを「やり抜く」ことを「いろんなテストがある2学期の状況に応じて」臨機応変に手綱を引くことだ
一人一人の壁を確実に突き抜けることが出来る塾にしたい
子供が、やれば出来るという前向きな将来に向かっていけるために