入試を直前にしてふと半年前、1年前、もっと前のことを振り返ってみることがある
成績推移表や過去の学習の記録などを眺めていると
「3年間でこんなに伸びたんだ」とか
「初めは数学が苦手で点もあまり取れなかったけど今は十分優秀と言えるレベルになったなぁ」とか
「よく思い出してみたら初めは苦手だったんだ」とか
またその過程の出来事で、生徒が書いた学習の記録などを見てみると
「数学を克服する!」とか
「弱い自分に負けない!」とか
書いてあるのを見ると、本当によく頑張ってきたなぁとしみじみ感じて涙が出そうになる
そして「絶対に合格してほしい」という気持ちが一段とこみ上げてくる
入試当日の朝に校門の前や駅で激励した後の後ろ姿を見ているとなぜだか涙が出そうになる
何の涙か分からないくらいいろんな感情が混沌としている
「ミスが多発しない限りいけるはずだ」と自分自身に言い聞かし心を落ち着かせようとする感情と
「もし問題の傾向が大幅に変わったりしたら落ち着いて対応できるだろうか」という不安と
そしてそんな感情を来年受験する学年に対して発破をかけるエネルギーに変える
毎年毎年、合格発表までの長い時間の間に教員自身もさらなる指導力アップを誓う
もっともっと合格力を高められる教員になっていくんだと誓う