カテゴリー: 勉強の仕方 Page 2 of 17

やり抜く力を身につける

「宿題をどこまでやり抜くか」「宿題を通してどれだけのものを吸収できるか」は成績を伸ばす重要要素だ

レベル1→期日間際までに一通りやる

レベル2→早めに一通りやって、間違い直しまでする

レベル3→早めに一通りやって、間違い直し・覚え直し・ポイントのまとめまでやる

まずは期日までに一通り出来ないことも多々あるように思う。そういう場合は「授業を受けただけでは実践力はついてない」ことを思い出すべきだ。スポーツでもそう、コーチに教えてもらってその時出来たからといって実戦で出来るかといえばノーだろう。宿題で家庭学習でしっかり繰り返しを行って初めて実践力は向上し始める

次に一通りやったら「完了した気分」で満たされてしまうことが多いと思う。成績を伸ばすためという観点だとそれは非常にもったいないやり方になる。実戦で発揮したいなら「間違い直し・覚え直し・後からいつでも見直せるようポイントをまとめる」ことだ

“同じように宿題はやっているのに「差」が現れるのは何故だろう?”

もともとの能力の違いでは決してない。「一通りやり抜く力」「間違い直しをやり抜く力」「覚え直しをやり抜く力」「ポイントをまとめることをやり抜く力」なのだ。そして他人のその「やり抜く力」は見えにくいのだ

こういう「やり抜く力」を身に着けたら、勉強以外のことでもその「やり抜く力」が自然と発揮されるだろう

もしくはスポーツで「やり抜く力」を身に着けたら、勉強でも「やり抜く力」を自然と発揮できるだろう

やり抜く力を身に着けられるよう奮闘してほしい

それが必ず様々な点で幸せな未来につながるから

実力テスト・模試の勉強は「何に力を入れたらいいのか」

実力テストや模擬テストの勉強は「何をやればいいのか」「何にエネルギーを集中的に注ぎ込めばいいのか」が難しく迷ってしまうと思う。そういう時は

『実力テストや模擬テストの過去問・実力テストや模擬テスト想定問題を実践形式で行うこと』だ

しかしそこで絶対に忘れてはいけないのが

『〇付けした後が重要で、そこが得点の伸びに大きく関わるということ』で、やりっぱなしや軽いやり直しで進めてしまうと「たくさん問題を解いているのだけれども『空回り』が起きてしまう」

空回りしないように、知識を確実にコツコツと増やし定着させるように

1『知らなかった知識とそれに関連する知識を集中的に覚えなおす!』➡塾では一人一人に相応しい問題(範囲・レベル・分量)を作成します

2『しっかり定着していない公式や解き方などもう一度落ち着いてまとめて、類題などを丁寧にやる』

先に進みたい気持ちもあるだろうが、一つ一つしっかり確実なものにしていく

➡塾で先生に確認して確固たる自信につなげていくこと。些細な確認や質問でも確固たる自信につなげるためには重要

いずれも

『空回りせずにしっかり一つ一つ理解を深めていくこと』

『焦らず一つ一つの知識を確実に覚えていくこと』

『くり返して自信がもてる状態まで定着させていくこと』

その上で

『問題演習量を出来るだけたくさんこなすこと!』

『自分の限界まで数をこなすこと!』

中3実力テストの勉強計画例

実力テストに向けて、クラブがまだあるなどで1日2時間半しか勉強時間が取れない場合(学校の宿題以外で)

月曜:①塾で英語長文…1時間

②塾英語長文の復習(文法・語法)…1時間

③社会…30分

火曜:①塾で英語…1時間

②塾英語以外の文法…1時間

③理科…30分

水曜:①塾で数学1時間

②塾数学の復習と宿題…1時間

③国語…30分

木曜:①英語(塾以外の文法)…30分

②英語(単語)…30分

③数学(実力テスト対策演習)…1時間

金曜:①理科…1時間

②社会…1時間

③国語…30分

土曜:①英語か数学…1時間

②理科か社会…1時間

③英語(単語)…30分

あくまでも例であるが、実力テストの勉強としてはこれが『最低限』

この最低限なしに偏差値向上を望むのはあまりに希望的・楽観的過ぎる

実力テストに向けて希望的・楽観的を排除する

やるべきことを全ての科目それぞれについて具体的に綿密に整理出来ていることが得点アップに必要

人間は希望的・楽観的に予測してしまう生き物だという観点で、冷静に結果に繋がる勉強になっているか検証すること

「量をこなす」という覚悟が必ず必要になるが、その時に自分の甘々を排除する覚悟がどのレベルなのかが合格出来る高校のレベルに繋がる

そして、「行動」「習慣化」

すべては

「希望的・楽観的を徹底的に排除すること」

「具体的・綿密に計画すること(少なくとも明確なイメージを)」

「自分の甘えに打ち克って行動すること」

「日々継続して行動すること(習慣化)」

次回への強い気持ちはまず「受けたテストの分析」に

受けたテストの分析を徹底的にやる

どんなミスに注意するのか、時間配分なども含めて振返りと次への教訓をしっかりまとめる

どんな単元、どんな練習が自分には必要なのかをじっくり見つめること

何をやればいいかわからないことが多いが、そこから活路が見つかる

これだ!と思いついたその時にやるべきことをリストアップしておく

思い切ってテストの問題と自分の解答用紙を先生に見せて、自分はどんな勉強をすればいいのか先生にしつこく聞いてみること

先生の方でも問題と解答用紙、自分の悩みと考えが分かれば、いろいろと策を講じることができる

それによっても活路がより具体的になる

必要なことをどんどん先生に言うこと

次回の向上への強い気持ちは「受けたテストの分析」からスタートさせよう!

2学期の目標と自分ルールをもう一度明確にしよう

受験学年はいよいよ実力テスト本番になるから目標と自分ルールはすでに固まっている

受験学年以外の人は夏休みというお祭りや旅行などの多い期間に「自分の目標やそのための自分ルール」を見失ってしまうこともあると思う

「このまま勉強から逃げたい」という気持ちに負けないで「自分はどんな自分になりたいか」について心を整理してみよう

逃げていても本当の幸せはつかめない。いやその時間が本当の幸せの到来を遅らせる

「なりたい自分とそのイメージ」がしっかり脳裏に描けた状態になれば、人は自然とエネルギーが湧いてくる

エネルギーが湧いてきたら自然と「立ち向かえる」

そのいきいきとした逞しい姿が本当の自分のかっこいい姿だ

もう一度「自分の目標やそのための自分ルール」を明確にしよう!

今日も自分自身ベストを尽くしたと思える一日に!

テストの結果は焦らずに、冷静に分析と『自分の作戦』を!

自分自身で考えて抜いて決めた『作戦』が一番集中できて効果がでる

他人のアドバイスも参考にする方がいいが、その上で自分で考えたやり方が一番のめり込んで長時間取り組める

そしてそれが受験勉強以外の将来の勉強のやり方を形成するうえで役に立つ

今日も自分自身ベストを尽くしたと思える一日にしよう!

中毒を断ち切る勇気と覚悟

今やりたいことを享楽するのか

秋のテストで大きく飛躍するのか

どちらを選ぶ?

大きく飛躍する可能性と素質は確実にある

今やりたいスマホのゲームや動画などは一種の中毒で後に残る有益なものはない

スマホ中毒はいっそ断ち切った方が楽になる

今しかない 1分1秒を大切に出来るかどうか、その覚悟が未来を左右する

秋のテスト結果のすべては今で決まる

そんな大切な時間をやりたいことの享楽で無駄にしてしまうことは人生を無駄にするに等しい

今しかない 1分1秒を大切にしよう

中毒を断ち切る「勇気と覚悟」をもとう

そうすれば本当に幸せな未来を手繰り寄せることが出来る

中毒に享楽していても本当の幸せはつかめない

検証と気づきと『覚悟』

1日〇時間勉強していれば成績は上がるのだろうか?

課された宿題をやっていれば成績は上がるのだろうか?

一度自身の勉強の効果を「測定」してみよう

例えば、〇ページ勉強したらその範囲からいくつか問題を選んでテスト形式でやってみるとか

その範囲のチェックテストなどあればそれがいい

そして自分の勉強の「定着度」を「検証」してみよう

「定着度」と「効果性」について冷静に自身の勉強の仕方を分析してみよう

多くの生徒が同じ時間、同じ宿題をやっているがその「定着度」と「効果性」には結構差が出ることが多い

それは何故なのだろうか?

「定着度」と「効果性」を向上させるためには、冷静に徹底的に真剣にとことん「どうやったら定着度が上がるのか」について考え抜いてみることだと感じる

それを考えずに〇時間課された宿題をこなしていても「作業」で終わってしまうことになる

そして最も怖いのは「その作業で確かに成績が上がると思い込んでしまうこと」

今の自分の勉強方法で確実に効果的な点数アップに直結しているのかどうか自分に厳しめに「検証」してみよう

そして「どうすれば定着度が向上するのか」「実力テストで得点アップにつながるのか」について自分自身でしっかり振り返りながら日々の勉強方法をアップデートさせていくこと

そういう過程を経て「自分にとって最も効果性のある勉強方法を確立できたとき」に成績は力強く上がり始める

そこにはきっと「〇回は繰り返さないといけない」「もっと集中力を深めないといけない」「〇時間は集中して取り組まないといけない」「障害となる習慣を取り除かないといけない」といった気づきがあるだろう

そこに気づけるかどうかで差が生まれる

そして一番の肝は

気づいたことを実行する『覚悟』だ

『覚悟』がもてるかどうかが『歴然とした差』となって結果に現れる

気持ちが潜在能力を引き出す

人は本気になったら自分でも信じられないほどの能力を発揮する

しかしそれは「本気になったら」

本気になることが難しい

潜在能力は気持ちと強く連動しているように思う

逆に気持ちがなければ潜在能力はいつまでたっても発揮されないままになる

「できるはず!」「なりたい!」という気持ちが「しんどい」「めんどくさい」という気持ちに勝利しないといけない

2学期はこうなりたい!こうなるんだ!目指すぞ!という気持ちが勝れば必ず潜在能力は現れてくる

気持ちが潜在能力を引き出す

気持ちがなければいつまでたっても潜在能力は現れないままになる

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