投稿者: satorukojima10 Page 26 of 34

中3受験生のこれからの勉強②

中3受験生の12月からの数学の勉強方法は、

◇中学内容(三平方の定理)を終わらせる

◇志望校の過去問題に取り掛かる

“志望校の入試問題の傾向をしっかり分析する”

私立と公立の両方について分析する。忘れてはいけないのは、先にある私立に専念してしまわないこと。公立についても12月中に2~3年分をやることだ

《計算問題》
高校にもよるけどだいたいは「正負の数計算」「多項式の計算」といった中1分野、「単項式の計算」「連立方程式」などの中2分野、「平方根の計算」「因数分解」「2次方程式」などの中3分野が出る

入試での正答率を見ると以外にもそれほど高くはない。数学はまず計算力が大切。

+-の符号に注意して計算の途中で忘れないように符号にぐるぐる丸をつけておくとか、約分するときに見逃してしまい答えを出すときに残してしまっている数や文字にもぐるぐる丸をつけておくなどの工夫をするのがいい

2日に1回10問練習するのがお勧め。時間をかけずに正確に答えを出す練習は数学を勉強する上では一番大切

《図形問題》
入試ではひらめきを必要とする問題も出るけど、(1)番の問題は基本的な公式で解けるものがほとんど

復習するべきは「扇形の面積・周の公式」「角柱・円柱・角錐・円錐などの立体の体積・表面積の公式」「三平方の定理」

一般的に難しいのは「相似」と「円」で特に相似だね。まずは問題集の例題を一通りマスターするとほとんどの問題がその中のどれかを使うので焦らずに例題を一通りやり切ること

証明問題は「三角形の合同」「三角形の相似」「円周角の定理」に形にはめてかけるようにするといい。もし証明の中でひとつ難しい条件が書けなくても書いた部分で部分点がもらえるので書けるところで点をかせぐ作戦を基本とすればいい。完璧に書ければいいけど実際時間がないとか他の問題に時間を使った方がいいことも多い

《関数》
入試では2次関数がよく出るけど、1次関数の方が大事。直線の式の求め方、交点の求め方、通る点の座標を代入して文字の値を求めるなどをしっかり練習すると(1)(2)をおさえることができる。面積を求めたり、面積を2等分する直線を求めたりする問題は形にはまってることがほとんどだからそういう例題をしっかり理解して練習するのがいい。

応用問題はいろいろあるので、先生にどれくらいのレベルまでやる必要があるのか聞いてみるのがいいね

いずれにしても高校によって「よく出るパターン」「ほとんど出ないパターン」があるので、まずは過去問を何年か分は解いてみて傾向をつかむこと

数学で高得点を狙っている人などレベルは人それぞれなので参考までに

中3受験生のこれからの勉強①

中3受験生は期末テストが終わったら、勉強の仕方が大きく変わる
内申は期末テストでほぼ決まる。次はいよいよ「入試対策」だ
これから取り組むことは2つ

◇中学内容を終わらせる

◇志望校の過去問題に取り掛かる “志望校の入試問題の傾向・レベルなどをしっかり分析する”

私立と公立の両方について分析する。忘れてはいけないのは、先にある私立に専念してしまわないこと。公立についても12月中に2~3年分をやることだ

例えば、英語については
私立も公立も「長文問題が大部分を占める」
長文はゆっくりでもいいので読んでみて解答・解説・全文訳を見て正しく意味がとれているかチェックする
徐々に速く読む練習をしていくのだが、焦らずに丁寧に「文構造(主語・述語・修飾要素・文法)」を理解する

文法は「接続詞」「関係詞」「分詞」「後置修飾」についてはしっかり復習しながらやろう

その時に愛用の単語集があれば出てきた単語をその単語集のどこにあるか、知ってないといけないかどうかを確認して覚えるべき単語・イディオムは覚えよう

説明文では「段落の主題をつかむ」「話の流れを示す接続語」「筆者のいいたいキーワードをおさえる」
会話文・物語文では「場面設定(いつどこで)」「登場人物の関係と心情の変化」
あと「図表を読み取る問題」が出題される学校なら本文と図表を組み合わせて処理する練習
などを設問に合わせて効率よくできるように練習する

長文問題の対策は時間がかかる

入試問題を早めに2~3年分じっくり丁寧にやることが急務だ。もし、本番の練習としてとっておきたいなら過去5年のうち2年分はやらないで(クリップなどで見れないようにしておいて)その他の年度の問題をやってみたらいい。まずは傾向と肌感覚を知らないといけない

過去問を2~3年分やったら、傾向の似た問題を探して実践記式で練習していく

同時に「単語・イディオム」も詰めて覚えないといけない

文法問題・ライティング・リスニングも出題傾向に合わせてやらないとね

まずは過去問の購入、そして傾向にあった問題集を購入しよう

「礼」「仁」「徳」「学問」

遥か昔、紀元前に孔子という人がいろんな大切なことを説かれた。「論語」を国語で習うよね。日本でもその考えや精神は古くから根付いている

人格の完成は「学問」が大切で書物や他人から学び、「自分で考えて復習すること」と説いている

そんな遥か昔に現在にもあてはまることを説いているのってすごいよね

他にも例えば「仁」についてこう説いている。「仁とはわがままを抑えて礼に従うこと」。「仁」とは克己・偽らない心といった自律心、他人を思いやり欺かないこと、家族愛を大切にすること

メインは道徳的なことだけど、「克己・偽らない心」「自分で考えて復習すること」という部分はまさに勉強に臨む姿勢において大切だとあらためて感心させられる

今でも授業は「起立・礼」から始まることが多いけど、そこには「相手を思いやり敬う内面の心や態度を清め、自らを律して学ぶ姿勢をつくる」という深い意味がある

勉強に取り組むとき、集中した状態に入るときは、「姿勢」「環境」などにおいて孔子の精神=何千年もの歴史がある精神を思い出すのもいいね
机周りの整理整頓やスマホの管理やお母さんや家族との関係性などかな

中学2年生は12月から受験の準備を

中学2年生の皆さんへ

高校入試は大阪府だと私立高校が2/10、公立高校が3/10だけど、私立高校は9~11月の実力テストでほぼ決まってしまう。入試は2/10だけど、9月・10月・11月の3回の実力テストの方が重要ということ

9月の実力テストって8月末にあることが多い。なので8月中には実力テストの対策を完成させないといけない

ところで来年の8月というと、まだまだ時間があると思うだろうが、ちょっとシュミレーションしてみよう

来年の4~6月は中間テストと期末テストの対策にほぼ専念する形になる。内申点は中3の1学期が最も重要だ。また、クラブでは一番大事な大会が行われることが多い。8月末まで続くクラブもあるね

中3になってから実力テストの勉強をしようと思っても、夏しかないことになる

そもそも、実力テストの勉強ってどれくらいしないといけないかというと、シンプルにいうと中1・中2の復習だ
特に中1内容は忘れてしまっていることが多い。

それらを復習するのにどれくらい時間が必要だろうか?

例えば1科目あたり2年分で20単元あったとして1単元の勉強に2時間かかるとする。5科目合計でかかる時間は、2時間×20単元×5科目=200時間だ
それを1日2時間ずつこなすとすると、200時間÷2時間=100日かかるということ

100日をいつに組み込むか、夏に詰めて頑張っても半分くらいしかできない。

ポイントは春だ!3月にみっちり頑張った人は、夏に残りを頑張れば実力テストでうまくいく!

もうひとつのポイントは、春にみっちり頑張れる人は冬から「計画」をたてて「試行錯誤」して自分の勉強方法を確立していってることがほとんどだ。春にいきなりダッシュかけることは人間難しい

ちょうど新年を迎えるので、同時に春と夏の実力テスト対策の「計画」「方法」「決意」について心機一転、考えてみるのがいいぞ

小6生が中学で成績を大幅アップする方法

中1の1学期の定期テストは、クラスでの成績の順位を大幅に上げる絶好の機会だ

なぜかというと、中学はみんな一からスタートになるので、定期テストの勉強の仕方やクラブ活動との両立の仕方などによって大きく変化するからだ

中1の前半で作った習慣によって、中学3年間の成績が大きく変わってくる

小学校の時は成績が良くても、その貯金で定期テストを乗り越えられるのは中1の1学期までで2学期以降は勉強の仕方と習慣によって大きく変わってくる

例えば、中1の1学期の定期テストで「テスト2週間前から勉強する習慣」を作っておけば2学期以降も自然とそのようにするだろう。でも逆に、1学期は3日前から勉強して結構点がとれたら2学期以降も3日前からやってしまうことになるだろう。でも、2学期以降は1学期のように簡単にはいかない

じゃあ、2学期から2週間前から勉強すればいいのかというと、夏ごろからはクラブも忙しくなり新しい友人関係やスマホの習慣などの生活リズムが出来上がりつつあるので、テスト前になって習慣を変えることが難しくなる

ポイントは5月の中間テストから「中学のテスト勉強はこうやる」という習慣を作っていくことが一番いい
点数よりも「習慣」が後々の差に表れてくる

あと、定期テストの成績は通知表の成績につながり、通知表の成績は「内申点」という高校入試での得点につながってくる

小6生に知っておいてほしいことは

1 中学になってからの成績順位は中1の前半で変わってくること
中学になってからクラスで上の方にいければ気分よく中学校生活を楽しめるぞ

2 そのためには、中学になってからの勉強法をいろんな人から聞いたり、もし算数・国語で苦手なところがあったら今のうちに復習しておくことだ

小6の後半から中1の前半は、中学生になってからの成績アップに大きなチャンスの時期!

テスト前日のやる気アップ

「諦めたらそこで試合終了だよ」スラムダンクというバスケットのマンガの名言

もう残された時間がなくなってきたり、思うように進まなかったりして、「もう、ここまでかな」っていう思いがよぎることがある。しかし、最後の最後で逆転することはスポーツでも勉強でも多々起こる

サッカーでいうと試合終了間際のアディショナルタイムに得点が入ることは結構多いと感じる

テスト勉強でいうと、残り時間がわずかということは、テストももう終わるということ。最後のわずかな限られた時間だから残ったエネルギーを使いきり結果につなげられることもある

諦めたらそこで試合終了。諦めてしまえば、別の未来の景色は決して見ることができない

「本気で自分と向き合った時、人生は動き出す」

 

「俺たちは強い」これもスラムダンクというバスケットのマンガの名言

壁にぶつかった時、自分を奮い立たせる力強い言葉だ

たとえ強がりであっても、もうここまでかなと思ってしまう弱気な自分に対して「自分は強い!」って暗示をかけてみよう

物事は劣勢だと力が失われていくが、優勢に進めている時、そういう感覚の時は力が湧いてくる

 

「天才ですから」これもスラムダンクというバスケットのマンガの名言

絶対絶命に感じる時は少し開き直るくらいがいいかも。ただ、努力をしなくてもいいという意味ではなく、なりきってみることで前に進む力が湧いてくる

分からない問題があった時、こう思うことによって「本質が見えて理解できた」ことが経験上あった。難しく考えすぎてしまうこともあるよね

余談
スラムダンクというマンガを勧めている訳ではありません。テスト前にマンガを読んでいたらダメです
ただ、お父さんに話すと喜ぶかも。世代的に(笑)

もう一つ進化するために挑戦する

「もう一つ進化するために挑戦する」あるプロ野球の監督のセリフだ

現状に満足せずにさらなる高みを目指して挑戦していくという姿勢

サッカー日本代表も2022年のワールドカップで「新しい景色を」を全員の目標に掲げて戦った

「もう一つ進化する」「新しい景色」のために挑戦してみないか

それはいろんな人に感動を与えるだろう

「人に感動を与えることができる」ということは、自分の存在意義を大いに実感できることで、人を幸せにするし自分自身も幸せになれることだ

一つの成功をおさめたら、そこで十分自分の自己肯定感を高めればいいが、そこから次はどんな風に進化していこうかと考えることが出来れば、自分自身も感動するような「新しい景色」を引き寄せることが出来るのではないだろうか

その過程においても、ワクワクするだろう

一つの成功からどんどん新たな成功を生み出すという連鎖を身につければ、人生本当に「想像を超える素晴らしい景色」にめぐり会えるだろう

テスト前は人生における大きな成長の機会

テスト前は「忍耐」の時間のように思えることが多い

やるべきことのプレッシャー、自由な時間がとれないジレンマ、点数に対する不安と焦りなどで早く終わってほしいと思うだろう

でも、目標を立ててその目標を達成するという経験には、これからの人生における貴重なエキスが詰まっている

「目標設定の仕方」「計画の立て方」「作戦(勉強方法)の立て方」「情報収集力」

「実行力」「集中力」「持続力」「意志を強く持つ力」「あきらめない心の力」「プラス思考」「自己啓発力」「人と協力する力」など

世の中の成功者といわれる人が持つ要素がたくさん詰まっている

日テレニュースのスローガンに「今という瞬間により良い未来の可能性が詰まっている」と一瞬だが映し出される

テスト前は、テストの結果に意識がいってしまいがちだが、人生の成功要素を育むのに絶好の機会といえる

「やらねばならない=義務」という見方を少し変えて「未来への成功要素を学ぶ」ととらえると、夢やなりたい自分に向けた可能性を切り開く方法が見えてくる

テストで結果を出すのも大事だが、実はそれよりも「なりたい自分になるエッセンスが得られる!」「夢の実現に向けたエッセンスが得られる!」ことの方が人生で考えると非常に重要だ

テスト前こそ「今という瞬間により良い未来の可能性が詰まっている

思い込みを見直す習慣をつくる

思い込み、それは過去の経験、社会環境、潜在的な固定観念などによって作られてしまう

有名な話で象の話やカエルの話がある

象はまだ子象のころにロープで頑丈な杭につながれどれだけ頑張っても逃げられないものだと悟ると、大きくなって力がついても「逃げられないものだ」と思って全力でチャレンジしようとはしない

カエルを飼育ケースで育てると天井の高さ以上は飛び上がれないと悟り、天井を取り外しても今までの高さまでしか飛ばないようになるといった話がある

人間も同じように、過去にあったことはこれからもずっと続くだろうと無意識にその延長線上に将来を考えてしまっていることが多いのではないだろうか

中学生くらいになると「経験」というものも増えてくるが、身体面でも脳の面でも「常に成長を続けている」

過去にできないと思ったことでも今ならできるようになっていることが実はたくさんある

中1の時に難しくてできないと思った問題でも、中3の受験前にもう一度チャレンジしたら分かったということは多い

今日のニュースで、女の子は理系に向かないというのは社会環境による先入観だという記事があった。確かに女の子で理系の能力が高い子はたくさんいる。でも「理系には向いてないんだ」といった先入観が本当に苦手にしてしまっていることが多いという。逆に「女の子は理系に向いている」という社会の空気があったら本来の才能を発揮できる可能性が高くなるのではないか

自分の将来を考えるときや目標を決めるときは、思い込み、先入観、社会の固定観念などにとらわれず、過去にできなかったということはリセットして、「なりたい」という気持ちを大切にしていい

できないという思い込みは自分の可能性にフタをしてしまう

可能性を発揮させるのは「なりたい」という気持ちであって、それが「本当の可能性」を開花させる

やり切った爽快感を習慣に

人は「やり切る習慣」がつけば自然と成長する

「やり切る」とは、自分で決めたことを最後までやり通すこと

1日に20個覚えると決めたとする。初めの5個くらいで時間がかかってしまうこともあるだろう。10個になった時点で今日はここまででいいか、となってしまうこともあるだろう。
でも10個を過ぎたくらいで加速することが多い。その時間が「力がついていく時間」だ。そして、20個やり切ったら「達成感」が得られ「爽快感」に包まれる

10個だったら10個でもいいから「習慣」として「やり切る」。どこかで20個ずつとか増やせるようになったら増やす。自分が今やり切れる量を調整しよう。無理のない計画がいい

そして大切なのはそれを「習慣」にすることだ

「習慣」に出来るかどうかが、成長できる人になるかどうかの分岐点だ

勉強でもスポーツでも、よくできる人は「そういう習慣がある」ことがほとんどだ
「あの人と自分は素質が違うんだ」と思うこともあると思うが、それは違う
1日20個を1週間やったけどそこでやめてしまったら140個で終わりになる。3か月続ければ1800個だ
10倍以上の差になる

素質ではなく継続力だ

無理なく長く続けられる「習慣」をいかに日々「達成感」「爽快感」を噛み締めながら「やり切っている」かだ

早く成長したいという気持ちは必要だ。だが焦ったら途中でやめてしまうことも多い

今自分は何を「習慣」にするのがいいのかをじっくり考えよう

「継続は力なり」という言葉がある

無理なく長く続けられる「習慣」と日々の「やり切った爽快感」で、
いきいきと毎日を過ごし、「成長」していってほしい

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