投稿者: satorukojima10 Page 22 of 36

限られた時間で学習の質を高めるには

クラブが忙しい子にとって「時間をどう使うか」は一番の課題だと思う

うまく時間を使うにはどのような方法があるのだろうか

ある実験データがあって

「60分続けて勉強するよりも、集中力を高めて15分を3回に分けて勉強する方が効果がある」と

クラブで疲れていると、集中力を欠いたまま学習しがちになりなかなか効果は上がらないことも多いと思う

それならば15分だけ集中力を高めて朝晩などに分散して積み上げるほうが、長時間続けて学習するよりも効果的な方法かもしれない

実際クラブで疲れてしまう子の中に、夜に15分、翌朝に15分を2回するといったスタイルで優秀な成績を維持していた子がいた

もちろんその15分の回数をもっと増やせればなお良い

時間が限られている中で、より効果が高い勉強方法を見出していくことを先生も一緒に追求していきたい

自ら考え判断することを教える教育

文科省の教育改革に「感性豊かに自ら目的を設定する力、目的に合った納得解を見出す力を育む」とあった

ひと昔前までは、集団授業で「宿題は必ずやってこい」と一律に出していた

もう少し前は、「漢字や英単語は必ず〇回書きしてくること」という指示をしたこともあった

「一律にみんな同じ宿題」「一律にどんな漢字や単語も同じ回数だけ書く」

ひとつの目安としては必要だが、「この漢字はたくさん練習しないといけないとかこの漢字はもう書けるから少しでいい」といったことを自ら考え判断し「自分のものにする(覚える)にはどう行動するのが良いかを分かるようにする」ことが大切で、それがないと「先生に言われたことだけをやる」「勉強が作業的になる」といったことが発生する

文科省の教育改革には他にも「どのように社会と世界にかかわり学びに向かうのか」という「見えない学力」をどう育んでいくかとあった

確かに「どのように社会と世界にかかわり学ぶのか」という答えがあればつまりはそれが自分の志や人生の目標になり「させられる勉強」から「自ら進んでやる勉強」になる

「自ら判断して行動する」ようになる

なかなか難しいことではあるけれど、「見えない学力」まで育めるよう日々の指導にあたっていきたい

それが子供の本当のやる気につながるから

心から頑張ったと思える学年末に

テストが終わってから

あれをもっとやっておけばよかったとか

あの時もっとやっていればとか

いろいろと後悔する点が残ることもある

そうならないようにするにはどうしたらいいか?

「計画」「早いとりかかり」「自分ルール」「集中」「ミスの防止」などいろんな要素があるけれど

最も結果につながるケースは「これでいける!としっくりくるイメージを自分自身でとことん考え抜くこと」

人からのアドバイスはよく聞いた方がよいけど、人から与えられたことよりも「自分自身で決意したこと」の方が最後までやり抜くことが多い

途中途中で再度人からのアドバイスを聞くこともOK

その都度自分で修正をかけ「自分自身で決意したこと」を最後まで貫くこと

そうすれば「心から頑張ったと思える学年末」になると思う

勇敢に立ち向かう

スポーツでも大きくて強い相手に立ち向かっていくのは怖いよね

今日、小学生のサッカーを見ていた時の話

相手チームに明らかに身長も体も大きくて力も強い選手が2人もいた

はじめは少し圧倒されていたけど、途中から勇敢に立ち向かっていき球際でなかなか激しい戦いになった

そして次第に、大きくて強い相手に球際で勝つシーンが出てきた

なぜ勝てるのか?

それは体格とパワーだけではなく、スキルや俊敏さそして「勇気」が勝敗を決めたのだ

賢さとか他にもいろんな要素があると思うけど、一番インパクトが強かったのは「勇気」だった

転倒させられるシーンもあったが、それでもボールを奪う姿には感動した

サッカーだけではなく、何事も「勇気」を奮い起こして立ち向かう者が勝つんだなということをあらためて感じた

8歳で英検1級合格

今日の朝日新聞の記事で8歳の子が英検1級に合格したというのがあった

記事によると、その子は

「好きなことにはとことん集中するタイプ」
「本や図鑑、歌詞で知らない言葉があると、電子辞書で一つずつ意味を調べて覚えた。」
「単語帳の例文をすべて暗記し、日本語訳を英語で返すように特訓した。AIスピーカーの言語を英語に設定し、英語で話しかけたりジョークを交わしたりした。」
「リスニングの音声を録音し、何度もシャドーイング(英文音声のすぐ後を追いかけて声に出す方法)したり、参考書の模範解答を覚えたりした。」
「合格者の最年少記録が9歳だというネット記事を読んだことがあったので、最年少で絶対に1級に合格するんだという意気込みで取り組んだ。」

8歳というと長文問題が日本語であってもなかなか難しいのではと思ってしまうが

世の中には「無理」と思われることを「実際にやってのける」ことがあるんだと感動した

「好きなこと」「とことん集中する」「知らないことは調べて覚える」「勉強の仕方を工夫する」「意気込み」

これらは中学生でも十分参考になるよね

失敗しても君の価値は下がらない

何かにチャレンジして傷ついたりしてもその人の価値は全然下がらない

むしろ周りからの評価は上がることも多い

失敗は自分では辛く屈辱的なものに感じるかもしれないが

周りからの評価や周りの人が判断する君の価値は上がることが多い

成功者とは必ず多くの失敗によって磨かれた人だからその失敗以上の期待をもたれる

失敗を恥だとかかっこ悪いと思わなくていい

むしろそういうチャレンジする姿はかっこいい

君のことを思う人はそういう姿に魅かれ、共に君の成功を願うようになる

人の心を動かすことは、それは今は付加価値かもしれないが人生においては失敗よりももっと価値のあるものになる

成功者とは必ず多くの失敗によって磨かれた人

気付いていない「可能性」がある

行く時には見つけられなかったものを帰りに通った時に気づくことってあるよね

「可能性」というものも、その時は違うことに気がいっていたから見えなかっただけで、よく探したらあったんじゃないかって思うこともある

違うことっていうのは、ゲームや気晴らし動画であったり、宿題に追われたりなどかな

目の前の娯楽などを拾っていくのと

「可能性=才能」を拾っていくのと

長い人生を考えた時、どっちが自分の幸せ、人々の幸せになるかな?

「可能性」はないのではなくて、見落としていることが多いと感じる

「可能性」は見つけようという気持ちになれば、次々と現れてくるよ

向いているかどうかよりも気持ちが勝つ

なりたい自分を考える時、あまりにも畑違いだと自分では思ってしまって、候補として思い浮かばないことってあると思う

例えば、文化部だったから運動部に移るのは無理だとか、数学が苦手だから理科系方面は自分には無理だと考えているとか

10代ってまだまだ何でも目指せる年齢で、半年か1年その気でやればいつの間にか新しい自分になっていることが本当に多い

だから「なってみたい自分」をじっくり考えてそれに向かって勇敢な一歩を踏み出してみてほしい

向いている向いていないはあるかもしれないけど、「なってみたい」という気持ちがあればそれは関係ない

時間がたてば気持ちが勝つ

新学期が始まる

新学期の抱負・目標・決意・信念などを「志」と言おう

志は自分に誇りがもてるもの

自分にとってプラスになり、志に向かっていくような計画・自分を律するルールなどを「習慣づくり」と言おう

習慣として行動できるようになれば日々充実感を積み重ねていくことができて、無意識に行われるものになってくると心的努力も少なくて済み、他人へのやさしさや思いやりをもつ心の余裕もできる

誇りがもてて、日々充実感がもてれば、次第にそれは自信にもなり、自分を自分で認めることができ(自己肯定感)、未来が明るく感じられる

人にやさしくできる。人のために何かしたいという気持ちの余裕も生まれる

周りから認められる。尊敬される。重宝される。人望を持たれる

素晴らしいではないか

このことにワクワク感をもとう

ワクワク感とは、志に誇りがもてて自分を律するルールが明確にできて日々習慣としてやり切る充実感を得ることができれば、きっと自然と湧いてくるはずだ

すべては、「志」「習慣づくり」から始まる

そんな素晴らしい新学期にしていこう

高校サッカー選手権準決勝を見て

心の琴線に触れた言葉

これは途中で流れるCMだけど

明日試合を控えた子供が消防士のお父さんへ「火の中に飛び込んでいくのは怖くない?」と尋ねると

お父さんは「誰かのためなら怖くない」

そして子供は今までいろんな人から支えられ応援されていたことにあらためて感謝して

その人たちのために自分は頑張ると決意する

これは監督のセリフで

「敗れても真剣に全力を出し切り仲間との絆を勝ち取ったことは、これからの人生に必ず活きてくる」

本当にまさにそうだと思う

もう十分見ている人の心を動かし、見ている人も勇気が出た

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